見出し画像

「完璧主義」という呪いの手放し方②~完璧主義のつくり方~

NLPコーチのSHINRIEです。
上場企業の総合職として働きながら、NLPコーチングや企業向けに研修を提供しています。


そもそも何で完璧主義になったのか?

今日は、幼き日の私の思考を解説しながら、
完璧主義のつくり方を紹介します

"完璧じゃなきゃ"いけない
"ちゃんと"勉強しなきゃいけない
弟や妹の世話を"ちゃんと"しないといけない
勉強も部活も両立しなきゃいけない
”良い”会社に就職しなきゃいけない

なーんて思って苦しくなったり、後悔したり、
もやもやしたりしている方・・いますよね?

かくいう私も、
"完璧じゃなきゃ"いけないと思っていたクチです(笑)

前回の記事で私が小学生の頃、
泣きながら、癇癪を起しながら、
"ちゃんと"宿題をしていたお話をしました

親から怒られたり、誰かに注意されたりしていないのに。
というのがポイント。

言い換えれば"ちゃんと"の内在化が起きていたわけです

最初は怒られていたのかもしれません
"宿題しないと夕飯なしね!"とか
"お姉ちゃんなんだからしっかりしなさい!"とか
"男なんだから泣くんじゃない!"とか。

もしかしたら褒められていたのかもしれません
"ちゃんと宿題やって偉いね。ママの自慢の子だ!"とか
"お姉ちゃんがしっかりしていて本当に助かる!"とか
"泣かないのは男らしくていいね!"とか

最初は”ちゃんと”していることで得られる報酬があったわけです
さっきの例で言えば
<怒られることを避ける>or<褒められる>
とかね


ここからは私の学生時代の話

私が幼いころから我が家では父が単身赴任で家を空けていました
長い時には2年以上顔を合わさないことも。
幼いながらに父が家を出る度に寂しさを感じていました

「いい子にしていたら帰ってくるよ」
(と実際に言われたかは定かではありませんw)
と信じて"いい子"にして過ごしました

(父が家に帰って来るというのが報酬!)

小中学生の頃は宿題をやるのはあたり前、
成績は常にオール5を目指し、
学年のテストでは上位になるよう勉強しました
(↑もう内在化してる)

親の目線に近づいた今ならわかります
子どもの出来が良かろうが悪かろうが
家に帰って来る頻度って変わらないんですよね(笑)

それでも幼いながら
「父が家にいないのは
自分の頑張りが足りないからだ!」と
私の"いい子"は"優等生"に変わり
どんどんエスカレートしていきました
(↑内在化が強固になってる)

中高時代は生徒会、学級委員、
成績優良、運動会の応援団長、
どんな体調でも休まず皆勤賞、
良い大学に合格
優等生として完璧な自分であろうとしました

・・・

何が1番怖いって・・
❝ もはや真面目・優等生なのは自分の性分なんだ好きでこの道を選択しているのだ ❞
と思っていたこと!

20歳を迎える頃の私にはもう、
なぜ"優等生"をしているのか
自分でもわからなくなっていました😱

本当は大してやりたくもないことを
自分で選んだことだ!やりたいことだ!
と思い込んで
泣きながら、吐きながらやってました(笑)

こうして"ちゃんと"の内在化がされて、
私は目的を忘れた完璧主義モンスターになったのでした😱

完璧主義のつくり方というタイトルですが、
完璧主義以外にも、いろんな思い込みが
同じようなつくられ方をしていると思います。

次回は、完璧主義の手放し方についてです!
予習がてら、下記みてみてくださいね

「こうあるべき」にがんじがらめになっている
どなたかの役に立てましたら幸いです

SHINRIE


いいなと思ったら応援しよう!