【試合振り返り】vs中国電力レッドレグリオンズ
お久しぶりです。
近鉄ライナーズの田淵慎理です。1週間ぶりの更新です。
これから試合も増えてくるので、振り返りを書いていこうと思います。
今回は、中国電力戦の振り返りです。
今回の試合について
個人的には、2年ぶりのスタートメンバーでしたが、リラックスして楽しんでプレーできました。
今回の試合は250人限定公開で予約開始の20分後には受付終了でしたね。そんなことからもファンのみなさんの前でプレーできることが楽しみでした。
また、YouTubeライブ配信も実施され、できるだけ多くの方に観戦していただこうとするチーム運営スタッフの気持ちを感じ、選手としてもいいプレーをしようと気持ちが入りました。
中国電力さんの印象
中国電力さんはとてもいいチームです。
とくにフォワードのバック5(ロックとフランカー)はいい選手がそろっているなと感じます。
また、アタックではボールをスペースに動かすメンタルがあり、ディフェンスではタックルで外国人選手相手でもしっかり止めるところも強みだと思います。
ほぼ互角の前半戦
スコア的にはほぼ互角。
ゴール前でスクラムにこだわってトライした近鉄と、ラインアウトからのモールでトライできなかった中国電力さんのすこしの差がでました。
中盤のエリアではライナーズとしては、もうすこしキックをうまくつかっていきたかったところ。
近鉄はフェイズを重ねようとしますが、中国電力さんのいいタックルとブレイクダウンへのプレッシャーで反則が増えていました。
お互いにあまりフェイズを重ねることができず、スクラムの組み直しも多かったので、インプレーの時間は少なかったんじゃないでしょうか。
観戦に来られた方も、もっとスピーディーなラグビーを見たかったんじゃないかなと個人的には感じています。(これについてはコメントお待ちしています。)
近鉄ベンチメンバーのインパクトがあった後半戦
後半は少しずつ近鉄のペースに。
途中出場の近鉄の選手はみんないいパフォーマンスをしていましたね。
NECからきたワクァ選手はスパイクが脱げたのに独走トライしていました(笑)
逆に中国電力さんは、もともとベンチメンバーが近鉄より少なかったことや、明らかに疲労が見えてきたことで後半リズムをつくれなかったように感じました。
もうすこし詳しく書いていきます。
近鉄のディフェンスと中国電力さんのアタック
Twitterでつぶやきましたが、
ラッシュディフェンスへの対策についてです。(ラッシュディフェンスとは簡単に言うと前に激しく出ていく攻撃的なディフェンスのことです。)
ちょうどこれが当てはまるような試合でした。
今回のゲームでは、近鉄のラッシュディフェンス対中国電力さんの深いアタックラインでした。
中国電力さんは、深いラインで外に回そうとします。それに対して近鉄のディフェンスが前にでてゲインラインより前でタックルできていたのが大きかったと感じました。
特に後半は、10メートル~20メートルくらいディフェンスをしながらエリアを前に進めているシーンもありました。
以前紹介した、近鉄ライナーズの強みが出たいいゲームだったとおもいます。
まとめ
若い選手や新加入選手、ぼくのように久しぶりの試合の選手もいて、それぞれ持ち味を出していたように見えました。
豊田自動織機からきた日本代表経験者の長江さんは近鉄デビュー戦でした。スクラムでトライして、キックチャージにジャッカルとさすがの活躍でした。
最後になりましたが、
250人限定の公開試合で観戦に来てくださった方々やYouTube配信の観戦で応援してくださった方々、そして、遠くから来てくださった中国電力の選手や関係者のみなさま、ほんとうにありがとうございました!!
そして、最後まで読んでいただき感謝です!
質問箱やコメント等お待ちしております。