Upper Right #4-②
特撮プレイバック
ヒーローにも「おじいちゃん」「おばあちゃん」はいるもので。直接的に支えられている人や、思い出や教えられた事が支えになっている人も。仮面ライダーにおいてはやはり「おばあちゃんが言っていた」の「天道語録」が外せません。僕ら世代は特にね(笑)。仮面ライダーカブトの主人公、天道総司から発せられるこの言葉の数々。物事の本質を突くものは非常に多く、納得させられます。抽象表現かのような他人事のような言い回しなこともあれば、裏を返すと寄り添った核心を突くアドバイスだったり。それだけ「
おばあちゃん」は偉大だということでしょう。彼にとっては。
ハッピーマンデー制度により9月第3月曜日となった「敬老の日」。「長年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を敬う日」とされているようです。あれだけ多種多様な天道語録。おばあちゃんが様々な経験を社会や実生活で積んだことは想像に容易いとすら思えます。「年寄りの言う事は聞くもんだ」なんて言いますが、その通りだなと思わされることも少なからずあるわけで。
おばあちゃんに教えられたことがポンポン出てくる天道。それこそ刷り込まれたのかも知れませんが、敬老の日に限らず尊敬していることによるものなのかもしれません。
まさしく「いつもありがとう」を文字通り「いつも」思い続けている証拠なのかな(笑)。敬老の日に限らず「記念日」に限って感謝の気持ちを伝える。自分自身を振り返るとそんなことが多い気がしてます。毎日「ありがとう」って言ってもバチは当たらないんじゃないかなぁ。。。まあ「ありがとう感」というか「ありがたみ」が常習化によって薄れるってのもわかる気がしますけどね(笑)。
こと自分はというと…。。。ハイ…。言われてから気付いてやるタイプです。最悪の場合やらないことも…、なんてね。昔の風習、習わし、そんなものを貴重とする祖父母でした。「お返しは8割返し。」。これが”語録”かもしれません。もらったらもらった側の人の物に非ず。お世話になったら物をもってして形できちんとお返しするみたいな。通用しないだろうなぁ。今の世代やこれからの世代には。。。なんて思います。悔しいんですよね。論破されてる気がして。「間違っちゃいない」って思うから。老害って言葉がありますけど苦手です。そうは思いきれないから。正しい正しくないみたいな善悪二元論チックな思考になりがちなので尚更です。
そんなことを考えてると「ありがとう」って言えるだけすごくねーか?
とも思うわけで。
先人の知恵・功績。確かに素晴らしいものばかりです。でも内包するのではなく自分なりに考え・咀嚼し昇華する。自分にはこれが必要かなと感じています。
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