Upper Right #2-①
はい、お戻りいただいた皆様、お帰りなさいませ。聞いていただきましたのは「シェリル・ノーム starring May'n」で「ダイアモンドクレバス」でした。というわけでいきましょう。
「あの日あの時あの音楽」
私レツの音楽ライブラリから一曲、ラジオにハマるキッカケになった番組「フライデースーパーカウントダウン50」のアーカイブから抜粋。
というわけでこの曲なんですが、2008年5月17日放送回で最高順位3位にまで上り詰めた一曲です。「アニソンでバラード」って言われたらパッと思いつくかは分かりませんが、五本指には確実に入ってくる一曲です。当時、坂本真綾さんの「トライアングラー」もランクインをするなど、調べるにつれてアニソンの勢いも負けていなかったなと。いわゆる当時のJポップはアイドル戦国時代。そんな中、アニソンも結構上位に食い込んでいたみたいですね。アニメ「マクロスF(フロンティア)」の一時期のED曲であり、時折挿入歌でもあったんですが、…何でしょうね…。「アニメと歌に泣かされるとは…」と、今になって思います。多感な時期だったのかもしれませんでしたが(笑)。(いや、あのシーンは男でも泣く!)。気になったかたは是非、マクロスF(フロンティア)、見てみてください。大枠でいうと戦闘ロボットアニメなんですかね。当時のリアルタイムで見た一回きりのイメージなんですが、とにかく歌・歌・歌。そして歌がこのアニメの世界線に大きく影響する、どころか根幹?にすら思える。基本的には愛を叫ぶ・伝えるような歌が多いんですが、時に明るく。時に暗い。底抜けのエネルギッシュなものもあれば、底まで落とし込むような歌も。この「ダイヤモンドクレバス」はどちらかと言うと「出会いと別れ」や「悲哀」を歌う曲かなと。何を紹介するかを探していてこの曲にたどり着いた時は、本編を見ていた当時の自分の状況が浮かび上がりました。前述しましたが、結構泣きました。当時(笑)。一番想像出来ない別れかたである「亡くなるという事」。一人称で一本筋の通った歌詞。思いを馳せ、時に存分に叫ぶ。そうして「突きつけられた現実」に「歌う事」で自分に「説明を付けさせる」といったような。思い出を振り返りつつ、戻らないものだと腹に落とし込みながら、最後にちょっとした願いを…。歌われた情景、ひいてはそのシーンが浮かぶからこそ感情移入できるところは多分にあるかな、とも感じます。花言葉と似た意味で石言葉というものがあるらしいですね。ダイヤモンドの石言葉は「「永遠の絆」「強い絆を結ぶ」「変わらぬ愛」「純愛」「不変」「純潔」」などがあります。よってダイヤモンドクレバスを「引き裂かれた永遠の絆」と解釈されている方もいらっしゃいました。一般的に出会いと別れの季節は3月とされていますが、考えてみてもいいかもしれませんね、5月に。
以上、「あの日あの時あの音楽」でした!
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