Upper Right #2-②
特撮プレイバック
約4年前の5月17日から新型コロナウイルス感染拡大の影響で、当時放送されていた「仮面ライダーゼロワン」と「魔進戦隊キラメイジャー」の新作回放送が休止となり、6月21日の再開まで総集編等が放送されました。これに限らず「ウルトラマンZ」などの特撮作品も見えない脅威、立ち向かいようのない敵に、どうすることも出来ない状況下でした。毎週当たり前のように観ていたヒーロー達が、「当たり前」では無くなっていった日々…忘れないようにしたいものです。再開を喜ぶ出演者の俳優さんたち、キャストの皆さん、自分と同じ視聴者。今なお完全に「戻ったわけではなくて」、それでこそ彼らと同じように「闘い続ける人たち」のおかげでいまの自分たちがある事、時折でも思い起こし、感謝したいものです!。
そんな、当たり前の毎日の先にあるもの。20年という時間を確かに「歩み続けた」彼らの作品。そう、特捜戦隊デカレンジャー20thファイヤーボール・ブースターがいよいよ公開です。20周年記念作品という紛れもないメモリアル作品。当時のレギュラーキャスト全員が俳優・女優として、姿・形を変えながらも活動し続けていること、その間、スーパー戦隊シリーズという特撮文化が脈々と受け継がれていること、長い歴史であることは確かですが、各々が積み重ねてきた毎日の先にあるものなんだと思いました。作中も20年後を描いたものにはなってるんでしょうけれども、確かな時間経過を感じ取れたりもするのかな?とも思います。まだ公開前なので想像ですけどね。
是非とも観たこと無いという方には、TVシリーズの第一話、「episode.1 ファイヤーボール・ニューカマー」をご覧いただきたいと思います。結論から先に言ってしまいますが、時を経ても「変わらない彼ら」がそこに居ます。
以上、特撮プレイバックでした。