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「気付く」は「築く」につながる【第29節vs宮崎戦】

2024年9月22日。
私は奈良クラブのホームゲームがある日なのにいつもとは逆方向の電車に乗っていた。
奈良サポ仲間である玉ちゃんこと玉田耕一選手の応援をするために。
彼はプロレスラーなのだ。3~4年ぶりにリングに上がるという事で、その勇姿を観に行こうと。

私と2つしか年齢差がない方が戦っている。
勇気を頂きました💪

しかしこの日は奈良クラブの試合がある。私は気がはやり休憩時間にここを抜け出してスタジアムへ。後で考えるとそこまで急がなくとも充分間に合ったのだが。
今度プロレス観る時はじっくり観たいな。
プロレスが行われる会場には独特の空気感があった。楽しくもあり、真剣味もある。ぜひもう一度味わいたいものです。

ロートフィールドに着いたのは4時半頃。

あいにくの雨☔

いつもの賑わいはあるものの、悪天候もあって人数的には若干少ないような。
結局のところ試合開始時には止むんですが。
この日の入場者数は1229人でした。
減りましたね…😢

この日のスタグル。

スタグルではあまり食べて来なかった印象

あーちゃんちさんのお好み焼き。
焼きそばもあったけどこの日はこっちの気分。
大阪出身だからかも知れないけど、何か懐かしい気持ちになりました😋
あと写真撮ってないけどビールとそのあてにフライドポテトを頂きました。ゲン担ぎで「宮崎産地鶏のコンソメ味」に🐓

5時ちょっと前にスタジアムin🚶

既に照明on💡
 

ナイター開催は今年はこれが最後。
美しい景色、しっかり見ておこう。

今回もちょっと珍しい光景

この日はスタジアムDJのタイキさんがゴール裏へ。(写真右端)
コルリさんといろいろ話してました。
メンバー紹介の時のコールのパターンを変えるので、声を出すタイミングをどうするかなどを話し合ってた模様。
その時になってわかりました。
サポーターと共に作るスタジアム。
奈良クラブはファミリーなのです。

スタメン発表。

澤田雄大がスタメン復帰。
基本的なシステムの変更はなさそう。
控えに西田の復帰。途中出場でスピードある攻撃を期待したい。

試合開始✋️
最初は宮崎が攻め込んで来たが、得点は許さず。そして反撃に出ると、9分にペナルティエリア内に選手が殺到、こぼれた所を堀内がシュート。
先制❗️🎉
堀内にとってJ初得点👏
一方、宮崎も最近攻撃陣が好調だ。反撃に出る。チャンスを繰り返し作ると3度目で左サイド深い位置でFKを得て、クロスボールにヘディング。
1−1の同点…
だが今日の奈良クラブはちょっと違う。前半終了間際、分厚い攻撃から最後は岡田優希が決める🎉
前半を2−1とリードして終える。

前半の中盤あたり、アッコちゃんで盛り上がるの図

トイレから帰って来たところでのちょいすさんに声を掛けられる。
「前半2点とか久しぶりですね」
ホントに。
やはり点が入るっていうのはいい。
期待感を持って後半突入。

互いにシュート→GKセーブという形で始まり、双方互角の戦いぶり。するとまず先に奈良クラブが動く。中島→森田に交代。後半に入って決定的なチャンスが作れない状況を打開しにかかったか。
だが逆に宮崎がボールを支配し始め、シュートを打って行く。得点はないがペースを宮崎に握られ始めた感。
ピンチをひとまず脱すると、奈良にFKのチャンス。シュートまで持って行くがGKに抑えられる。
そこからはやや奈良ペースになるが得点は動かず。そして試合はアディショナルタイム5分を残すのみ。
ここから宮崎に押し込まれる展開になり、何とか凌いでいくが、下川が遅延行為を取られ2枚目のイエロー。自分の場所からは遠くて何かごちゃごちゃやっとるな、くらいにしか見えなかったが。
そしてタイムから最後のプレーと思われたCKから宮崎に得点を許す。奈良クラブが抗議しているようだが、これは後で確認したがキーパーに対するファールがあったかどうか、という事で揉めたらしいが判定は変わらず。
ほどなく試合終了。
2−2の引き分け。

またか、と思う人もいただろうし、終盤の主審のレフェリングに疑問を持った人も少なからずいただろう。これはまぁ、J3あるあるでもあるし…
私としては。
ため息は出た。最後に粘り切れない、ツキもない。こういうところだよな、と。でもね。不思議と怒りとか苛立ちとか、そういうのはない。私は。
色々と「知ってる、分かってる」から。
例えばこれ。
イチゾー監督のコメントですが。

勝てなかった原因、しかもその心理面の、さらにその根っこの部分にあるものを把握出来ている指揮官がいるという事。
サッカー選手としての実力とかポテンシャルとか、そこに関しては選手達が発する「奈良クラブはこんなもんじゃない」という言葉が示す通り、それなりのレベルにあるのだから、普通にやったら「結構やれる」はず。
やるべき事をやって行けばいい。
変にポジティブ過ぎても浮かれてしまって良くないが、ネガティブな感情に陥っては戦えない。
選手だけでなく、我々も。
監督も「会場全体の機運も」と言及してますし。
地に足を付けて戦わなきゃ。
戦いは続くのです。

そして。
私はこういった様々な要素を踏まえて、「よし、行こう」となりました。

翌日、向かった先はー。

人が多かったのでこんな所になってしまいました💦

ガンバ大阪との練習試合です。
少しでも得られるものがあればと思って。
場所は、吹田のスタジアム脇にあるガンバ大阪の練習場。
午前10時とやや早い時間だったせいか、奈良サポの皆さんのお姿はまばら…😅
それなりの距離ありますもんね、奈良から吹田までは。
試合翌日という事もあり、両チームとも出場メンバーは…まぁ、お察しの通り(具体的な事には触れられない決まりなので)。
結果、30分×30分の試合でガンバ2−0奈良という結果に。
具体的には言えませんが、ガンバは結構エグいメンバーでした😱なので内容的にも差は感じました。
試合が終わって。
先にガンバの選手達が挨拶→退場。それを待っている間に。
ひとり、リフティングしてる奈良クラブの選手がいました。
これも誰かは言えないんですが😣ク~
彼のその姿を見たとき、何か嬉しくなりました。
ちょっとした合間にもボールを蹴る。習慣付けているのか、意識しているのかはたまた無意識か…いずれにせよ、向上心の表れを見たような気がして。
先日読んだ中村俊輔氏の本にも、「浮き球を処理する感覚に役立つのでリフティングは試合前のルーティンにしている」とあったりしましたし。
試合内容よりもこれが一番印象に残りました。
根拠はないかも知れないけど。
一定の満足感を得て、その場を後にしました。

奈良クラブの「今」を知りたい。
私はそう思って吹田まで足を運びました。
苦しい立場だからこそ、何かを見出したい。
だからもっともっと、情報が欲しいと思いました。
もっともっと情報を得て、皆さんにあれやこれやと伝えたい。それが自分に出来る事だと思ったので。
果たして、僕は「何か」を出来ただろうか。
確信はないけど、これからも自分なりに出来る事を探してやっていきたい。
せっかく手にした趣味なので、存分に楽しみたいのです。

誰かのせいにする前に、自分に何か出来る事はないかと考える。
どこかしらにポジれる要素を探して、見つけて、これからも頑張ろう、って思える。
人生のヒントになるかな。

もっともっと知り、気付きを得る為。
自分の出来る範囲で動いていきたい。
なので、次節アウェイ松本戦にも参戦します🔥

今回の一曲。

最後に笑ったモンが、勝ち。





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