花を咲かせるために【第10節vs松本山雅戦】
2023年4月13日。
私は整骨院での施術を受けた後、その足でロートフィールド奈良へと向かった。
先日ちらっとお話したけど、腰を痛めて寝返りを打つ度に激痛が走る状況になり、これはさすがにマズいと思い整骨院に通うように。
施術を受けて激痛レベルの痛みはなくなったが、それ以前からあった慢性的な腰痛を楽にして、長距離遠征にも耐えうる体にしたいな、と。
担当の先生にも奈良サポである事は伝えてます。先生は野球派みたいですが😅
この日は25度を超える夏日という事で。
途中でポカリを購入してスタジアムへ。
みんなでユニ着てスタジアムへ、的なイベントがあったのですが先述の用があり参加出来ず無念😥
とりあえず今回のお相手はかの松本山雅さんという事で、かなりの人出が見込まれ早めにスタグルにはありついておきたい、と思って。
ヤマトタコスさんのタコス。
ヤマトポーク、大和牛、帯解レタスという地のものだけを使ったタコス。
箱に入ってたのでこぼさず食べ切る事が出来ました☺️
大きめのナプキンもありがたや◎
荷物をゴール裏に置きに行ったものの。
開門時間とバス待ちの時間が被る💦
この辺何とかして欲しかったかな。
(そういう訳で写真は撮れず申し訳ない🙇)
トラメガから久しぶりに聞こえる女性の声👩
先代コルリで現在はYoutuberとして知られるさきらさん。
昨年一年で全国60クラブの本拠地を全部回るという凄まじい行動力はあっぱれ👏
彼女も奈良クラブが生んだ人材の一人ですね✨
心強い味方が来てくれました💪
今回も私は選手とのハイタッチイベントに参加。
おぉっ、都並選手や田村選手もいる😮
みんな落着きとやる気のバランスがいい感じ👍
勝てる❗と、この時は思いました。
今回のお相手は先述した通り松本山雅FC。
ここ2試合連敗、特に前節は失点を重ねこちらも苦しい立場。その上、今日一番ここに来たかったであろうエースの浅川選手を怪我で欠く状況。勝ちに飢えた者同士の対決や如何に。
試合開始✋
開始わずか5分。
後ろからの組み立て。右サイドからの速い縦パス、ワンタッチで繋いで西田選手のゴール!
ナイスゴールだったが山雅の守備もちょっと脆い気も💧
そこに乗じて追加点…とは行かず。
この辺がなあ…とは思った。
すると逆にバックパスの処理を誤り決定的ピンチを招く😱
どフリー…を外してくれた。
これはラッキー🤭
1-0で後半へ。
開始早々、右サイドを深くえぐってからの生駒選手のグラウンダークロスに岡田選手が合わせる。追加点❗
これは珍しく(😅)いい展開👍
しかし75分、ミドルレンジからの豪快なシュートを決められる。
その4分後にはCKから失点。
田村選手らを投入し勝ちに行くフリアン。
レベルの高いプレーは観衆を湧かせたがあと一歩でゴールにはならず😥
2-2の引き分け。
ハイライトはこちら。
いいところも悪いところも出たこの試合。
やはり逃げ切る事が出来ないな…💧との見方が多いようですが。
私の個人的見解ですが、それならそれで守りに行くのではなく、徹底的に攻めて攻めて攻めまくるサッカーをして欲しいな、と私は思ったりするんですがね。
素人考えと言うか、そういうのが好きなだけかも知れないけど💧
田村選手も出場して技術の高さを披露。終盤怪我した下川選手(大丈夫?😥)に代わり都並選手も出場。前節では吉村選手も出ましたし、役者が揃った感はあります。
サッカーの試合として客観的に見れば面白くはあったけど、やはり勝てなかった、という面で選手達に落胆の色が…
声のない選手達がゴール裏に歩いて来た。そんな彼らにトラメガを持った男性(周囲の方々から『プーさん』と呼ばれているようです)が彼らに声を掛ける。
「俺達は、(選手)みんなとフリアンと社長を信じてるから❗それしかないから❗」
こういう事を本音として言えるのが奈良サポなんです。
先日、こういうグッズを購入しました。
期間限定ですが誰でも購入出来るものでした。
当初は選手の分だけでしたが、監督と社長の分も❗とサポーター側からの要望があり作成されました。
他のJリーグクラブでは、社長のグッズなんて売ってないと思います。
要望も需要もあって作られたタオマフ。サポーターとの関係が良好な証です。
選手、首脳陣、運営側、そしてサポーター。
奈良クラブはこの4者の信頼関係がしっかりしています。
それは決して、誰か一人の号令的な言葉で作られたのではなく、それぞれの意思で上手いこと練り上げられて来たものです。
周囲を見渡すと、この辺が上手く行ってないが故に悪循環に陥っているクラブがあります。そして、そういうクラブは今まで何度も散見されて来ました。
奈良クラブも過去にはサポーター関係で色々あったとは聞きます。運営も観客数水増しというやらかしもしましたし。
風向きが変わったのは、やはり今の社長さんになってからでしょうか。
同じ轍を踏まないよう、互いの意志でこつこつと地道に手を打って来て今があります。
成績が振るわないから、という理由だけで今の良い空気感を崩すのはクラブ自体をも壊してしまいかねません。
試合後、マイクを握った都並選手。
「僕たちはプロなんで、批判は受け止めます。結果で示して行きます」
よく言われる言葉ではありますが。
選手達をひとりの人間として見て来た私としては、つらい立場なんだろうな、と。
ちょっと泣きそうになりましたね。
甘えを排する、という事がどれだけ大変な事か。
それでも現実と向き合おうとするその姿を見ているだけでなにかを教えられている気がするのです。
これは、スマホやテレビの画面を見ているだけでは伝わりづらいだろうな、と。
そこに、私がスタジアムに通う理由と、みんなにスタジアムに来て欲しい理由の双方があります。
↑こういうイベント。
綺麗事でやっているとか思われたりもしますが。
喜んでやっている選手が多いように見受けられます。少なくとも私はそう感じます。
こういう所にこそ、J3の小さな地方クラブの存在価値があると思うのです。
今も大事、未来も大事。
「現在進行形の未来」にしっかり軸足を置く事が、いちサッカークラブとしてホントに大事。
今の奈良クラブは、それがちゃんと出来ているように思われます。
奈良クラブに関心を持った理由としては、近くにそれがあったから。つまり偶然です。
それが「特別な存在感を放つ」サッカークラブだった訳ですが。
縁とは不思議なものです。
これからも、特別であり続けて欲しいし、そこに私も微力ながら関わっていけたら、と思いつつ。
次の試合は4/24(水)19時から。
ルヴァンカップ2回戦、ホームにサンフレッチェ広島を迎え打ちます🔥
奈良クラブは現在リーグ戦では結果を残せていませんが。
そういう所が結構下剋上をやってのけたりするのがサッカーなのです。
負けてもともと、なだけに今さら失うものもない。
熱い戦い、期待してます🔥
花が咲くのをただ待つのではなく。
花を咲かせる力になろう。