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変革【第26節アウェイ今治戦DAZN観戦、そして…】

まずは第26節の結果から。

相手FWの上手いドリブルに翻弄されて先制される。そして後半開始早々に失点。これが痛かった。
あとは、反撃に気がはやる奈良クラブの気持ちを見透かしたかのように、ボールを奪ってショートカウンターからのゴールを次々と決めて行く今治。ブラジル人コンビ達の個人技も冴え渡り大差の試合になりました。
内容には見るべきものが無かった訳ではないのですが、得失点差が物を言うリーグ戦では非常に痛い結果となりました。

気がつけば、19位と勝ち点3差の18位。
もう、とにかく降格圏からの脱出が第一の命題になりました。
田村選手や伊勢選手がXで思いを吐露し、相当な危機感が感じられる事態に。
さて、この空気感をどう打破すればいいのか…

と、思っていたら。

今の奈良サポの皆さんにとって、愛着があり過ぎるほどの存在であったフリアン監督の解任。
J3昇格の最大の功労者であり、J最年少記録を更新しながら初年度5位。優秀監督賞も受賞した若き指揮官が奈良を去る事になりました。
フリアン監督について語りたい事もあるにはあるのですが、ここは私なんぞよりもっと思い入れのある方に語って頂くのがいいかと。
私にはほかに語りたい事があるので。
ドメさんのnoteです↓

アマチュアならその貢献度から続投もあり得たでしょうが、ここはプロ、しかも降格もあるJリーグ。濵田社長は決断しました。

おっしゃる通りですね。
筋が通っています。

で、後任はこの方。

かつて京都サンガを指揮していた経験を持つ中田一三(なかたいちぞう)氏の就任となりました。
あの有名な柏との「13−1」の試合を最後に監督を辞任。
昨年からは清水エスパルスでプレイヤーデベロップメントコーチとして指導にあたっていました。
さて。
この中田一三という方がどういった人物なのか。

↑ここにあるコメント、そして引用ポスト。
出来れば全部目を通して欲しいのですが。
数多くのエスパルスサポの方々のコメント、その全てがポジティブなものであり、尚且つ彼を称賛する言葉も数多く見受けられるのです。
それらを見ているだけで私は感動すら覚えました。
ここに「中田一三とは何者か」が表れていると思います。
素晴らしい人物である事は間違いないでしょう。
加えて、志すサッカースタイルもポゼッションを基本とする、今までの奈良クラブとほぼ変わらない。選手達も違和感なく受け入れられるでしょう。
とここで、気になるのが清水での肩書き。
「プレイヤーデベロップメントコーチ」とは何ぞ❓️🤔
調べてみた結果、出て来たのがこれ。

https://www.footballista.jp/special/168583

(有料ページは読んでませんが💦)
この肩書き、「チーム付きの個人コーチ」というべきものらしい。
選手個人それぞれの立場に立ってアドバイスする存在。そういう経験をこの1年余り積んで来た、という事です。
元々、以前から選手一人一人に寄り添っていくタイプの指導者だという事もあるようだし。
今の奈良クラブは、決してバラバラになっている訳ではないし能力が劣っている訳でもないのだけれども、対策された後の修正が出来ず迷っているのが今の状況。
そこを選手一人一人の良さを引き出す事で打開出来ないだろうか、と。そしてそれぞれが自信を持ってプレーしてくれれば…
その為の中田新監督ではないか、と私は推察します。

フリアン監督の退任に未だに大きな喪失感を感じている奈良サポの方も多いかと思います。
私はどっから見ても中高年のおっさんですが、過去を懐かしむより「これから」を見てそこに楽しみを見つけたくなるタイプの人間なのです。
奈良クラブの新監督はこんなに素晴らしい人なんだよ、ということをお伝えしたくて今回この記事を書きました。

ただまあ…
それでも課題は多くあります。
1週間ほどで何がどれだけ変わるのか…
精神面さえ変われば、と私は期待します。
9/8(日)、18時から富山とのホームゲーム。
富山さんはここ10戦で6勝3分1敗。
強い勝ち方を続けているチームですが。
だからこそ見守り、後押ししたい。

今日の一曲。

渡辺美里のデビューアルバム「eyes」のタイトルナンバー。当時19歳。
新しい朝を迎え、過去の人々との出会いに感謝しつつ、悲しい事があっても次の一歩を踏み出そう、という思いを乗せたバラードナンバー。
いつもは力強い歌声の彼女がやさしい声で歌っています。

新しい一歩、踏み出そう。

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