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バックがボコボコの痛車を見かけた
昨日、コンビニで切ない車を見かけました。
いわゆる「痛車」です。バックの部分のみに美少女キャラのイラストシールが貼り巡らされている痛車でした。
そして何が切ないかというと、複数回追突された形跡があり、バックだけボコボコになっていたのです。
美少女キャラの満面の笑みが逆に切なさを助長していました。
これ、美少女シールを貼った後に追突されたのか、貼る前(普通の車時)に追突されたのかでも、切なさ度合いが変わってきます。いや、いずれも切ないのですが。
美少女シールを貼った後の追突の場合、追突した側の車は痛車にムカついて突っ込んだのかもしれません。もしくはその美少女キャラのことが嫌いだったのかもしれません。
痛車も美少女キャラもあまりにも可哀想です。
唯一救いのあるシチュエーションは、追突車が運転中に前方の美少女キャラに見惚れてしまい、よそ見運転で追突してしまったパターンです。
この場合は誰も悪くない。ただただ平和な、サザエさんに出てきても良いようなエピソードです。
(サザエさんには出てこないと思います)
一方の美少女シールを貼る前に追突の場合。車の持ち主さんは、不本意な事故で車を破損させられました。修理に出すお金もない。ただこのままだと見た目がみっともないので、せめてものアイデアとして思いついたのが「美少女シールを貼る」です。
このパターンが、救いようのないくらい切ない。ボコボコに破損した車のバックに、美少女シールを貼る運転手さんの後ろ姿。あまりにも救いようがありません。
美少女キャラも、まさかボコボコの車に貼られるなどとは、シールになった時は思ってもいなかったでしょう。
心が痛む車、「痛車」になってしまいます。
どうでも良いのですが、美少女キャラを車内に貼るのは(運転中も見れて)なんとなく意味がわかるのですが、車の外に貼るオタクの人の心理がよくわかりません。