昭和のエモ曲『海岸通』
以前何かの番組で聴いて、名曲すぎてリピートしまくっている曲。
昭和のフォークソング、『海岸通』。
自分の中のエモーショナルな部分をガッツリ掴まれました。
一言で言うなら、『昭和版サヨナラバス』、言い換えるなら『海版(船版)サヨナラバス』。
ゆずの名曲中の名曲中の名曲『サヨナラバス』と同じく、意中の女性が乗り物に乗って自分のもとから離れていく場面を描いた曲。
歌い出しの歌詞というのは、その曲の暖簾(のれん)みたいなものだと思うのですが、サヨナラバスも海岸通も素晴らしい。
サヨナラバスは「予定時刻は6時あとわずかで僕らは別々の道」。切ない。今何時なんだろう?
海岸通は「あなたが船を選んだのは私への思いやりだったのでしょうか」。凄まじく良い。
思いやりというのは、船の方が表情が見えないから、という配慮ということなのでしょうか?深い。
海岸通のサビ、ものすごく情景が浮かんで良いですね。「あなたを乗せた船が小さくなってゆく」、このあえて捻らない、切なさストレートな表現。
特にラストの大サビの高音伴奏が、なんか胸がキューッと締め付けられる感傷的な感じで良いです。
ちなみに、バスの『サヨナラバス』と、船の『海岸通』に、電車で挑んだいきものがかり。『KIRA★KIRA★TRAIN』もかなり名曲です。
これはいきものがかり単体での曲も良いですが、ゆずとコラボしたバージョンが最高。
別れの曲 × 乗り物、の方程式はひたすらエモいです。
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