あいみょんの『生きていたんだよな』
あいみょんの『生きていたんだよな』が好きです。
ものすごくセンシティブな内容の曲ですが、底無しの優しさがある。
後半の大サビに向かう前に出てくる歌詞が
「今ある命を精一杯生きなさいなんて綺麗事だな。精一杯勇気を振り絞って彼女は空を飛んだ。」
です。
飛んだ彼女を否定することなく、肯定することもなく、ただ「生きていたんだよな」と。
「新しい何かが始まるとき消えたくなっちゃうのかな」の歌詞も好きです。
「消えちゃだめ!」とかじゃなく、こういう寄り添い系の言葉のほうが救われる人が多いような気がします。
あいみょん、若いのにこの歌詞書けるの天才だな。「マリーゴールド」とかの爽やか系の曲も書けて「生きていたんだよな」も書ける振り幅がとにかくすごい。
あいみょんの歌詞の中で、日常生活で使ってみたいフレーズ第1位は、「君はロックを聞かない」に出てくる『僕の心臓のBPMは190になったぞ』です。
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