少年野球・指導者の傾向
少年野球で審判をしていると
試合中のマナーなどはチームによっていろいろでしょうが
凄くマナーの良いチームもあれば、『え?こんなこともできないの?』
中にはそんなチームもあります。
でも、子供達が遠くから遠征してきて、僕が審判をした試合の後で
球場を離れるときに『ありがとうございました!』 って
大きな声で挨拶をしてくれたりするととても気持ち良いものです。
そんなチームばかりだと、審判をした甲斐があるというものです。
多くのチームでは、指導者が技術的なことや戦術には細かに熱心に指導をします。
特に若い時に野球に夢中だったとか甲子園を目指していたような指導者は
練習方法まで細かく指導もできるみたいですね。
チームには野球経験のあまりないような指導者もいますので、そのような指導者はマナーや礼儀など、スポーツマンとして野球人として相応しい言動を子供達に指導しているようです。
少年野球、学童野球の場合、選手はまだまだ成長途上ですから、
野球の技術面だけでなく、礼儀やマナーなど、両面での指導は必要だと思います。
でも、これは傾向としてですが、規則やルールに関してはあまり指導が徹底されていないチームはとても多いです。
圧倒的に技術優先の指導になっているチームばかりではないでしょうか。
色んな試合で審判をしていると、このチームは野球規則をキッチリ指導しているな、、、とか
このチームは技術ばかりでロクに野球規則は教えてないな、、、とか
そのチームの指導者の特徴がなんとなくわかります。
以前、試合中に野球規則で決められていることを説明したら
「え?そうなんですか?」って言われたことさえあります。
野球規則を指導しないチーム、投手を見ると一目瞭然ですね。
先発もリリーフも、交代する投手みんながこぞってルールと違う投球をすると、もはや野球にはなりません。
低学年の試合なら仕方ないとも言えますけど、6年生の試合だったり県大会レベルのチームだったら、もっと徹底した指導をして欲しいなと思うこともあります。
野球規則を軽んじているわけではないのでしょうが、
強いチームにしたい、選手の技量を高めたい、
そう思うからつい技術面の指導に熱がはいるのはわかる気がします。
でも、最低限、投手には投手板への正しい触れ方、投球動作前にしなければいけないこと、してはいけないこと、ボークとは? 不正投球とは?
その辺のことに雑なチームだったりすると、
「ルールを軽視しているチームなじゃないだろうか?」
そんなことさえ考えてしまいますし、何より投手が可哀そうです。
皆の見てる前でボークとか不正投球を宣告されて、おまけにペナルティまで
もらっちゃうわけですから、、、
これ、指導者の責任ですよね。
こんな傾向や野球指導者の中には多いみたいなので、
何か方策を考えてみてはいかがでしょう?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?