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僕の審判道具お見せします

これから審判やってみようかな・・・
どんなものが必要なんだろう?

そんな風に少しでも野球の審判に興味をお持ちの方に、
もしも参考になるならと、僕が普段使っている審判道具を
お見せしたいと思いました。

球審用マスク

まずはマスクです。下に写真を貼っています。
左上は硬式用で、他の2つは軟式用です。
実は全部で4つのマスクを持っているのですが、写真には3つだけ写しました。
何故4つも持っているのかというと、理由はいくつかあります
・10年くらい前に買った軟式用が古くなったこと
・最近はルールが厳しくSGマーク適合品が必要なこと
・軟式用を硬式野球に使うのはダメ
・僕は試合によって構え方が2つあるので、どちらにも対応できるように
   2つの軟式用を使い分ける
こんなところです。

構え方としては、スクエア(ボックス)とシザースの2つを試合によって選びますが、マスクの目の開いている位置がマスクによって微妙に違うので、
スクエア用とシザース用に2つのマスクを使い分けています。
ただ、そういう変なことをするマニアックな審判は僕くらいなものなので、普通に審判をする方は軟式用がひとつあれば十分です。

硬式用のマスクを軟式に使う事は安全上禁止されています。
硬式用は目の開きが軟式よりも少し広くなっています。
軟式のボールはファウルチップなどで変形するので、最悪の場合マスクの
開いている部分からマスクの中にボールが飛び込んでくるという事故を
防ぐのが目的です。

そんなわけで、少年野球の練習試合では一番古い軟式用マスク
少年野球の公式戦では、
シザースなら黒いマスク、
スクエアならシルバーのマスク
社会人野球では黒、高校の試合では硬式用
そんな風に使い分けています。

左上は硬式用、右上と下は軟式用
目の部分の開き具合が硬式用と軟式用で違うのがわかると思います
硬式用の方が少し広いです

球審用シューズ

靴はつま先に樹脂製のプロテクターが入っている球審用の審判靴を使っています。
試合中にキャッチャーにスパイクで足を踏まれると大変なので、写真ではわかりませんがカップの入ったシューズと、足の甲をカバーするプロテクターは必須用具です。
打者が放ったバットや投球が足の甲にあたると涙が出るほど痛そうなので、甲の上にかぶせるプロテクターも装着します。
(写真の靴の両脇にあるのが甲プロテクター)

中央がシューズで両脇が甲プロテクター
シューズのつま先部分には樹脂製のプロテクターが入っています

プロテクター塁

胸、肩(鎖骨の辺り)、腹には投球やファウルチップがあたることは日常的なので、チェストプロテクターは絶対に欠かせません。
硬式だとボールが当たって鎖骨を骨折した人もいるくらいですから鎖骨までしっかり保護しているものを選びました。
また、投球がショートバウンドして足に直撃すると困るので、特に硬式で球審をする人は必ず装着しているのがレガースです。
膝、すね、くるぶしをカバーしてくれます。
また、男性の最も保護しなければいけない部分にはファウルカップがあります。
普通の下着でこれをつけてもずれてしまうので、ファウルカップを収納できるパンツかサポーターを履いてその中に収納して使います。

上がチェストプロテクター、中央はファウルカップ下左右がレガースです

身に付けている用具類

ズボンのベルトを通して腰の辺りに装備するのがボール袋(写真中央)です。
試合中にファウルボールや泥が着いたときなどのために常に予備のボールをここに入れておきます。

刷毛も常備していますが、本塁をサッとはらう程度なら、写真の中の長いもの、ベースの汚れがしつこいような場合は毛の硬いもの(写真の右上)を使います。
塁審をする時にはコンパクトなものをケースに入れて腰の辺りに留めておきます(写真右下)。

インジケーターでは試合中常にボールカウント、アウトカウントを入れて、
カウントの間違いがないようにインジケーター(写真の下中央)というものがあります。
僕はインジケーターを4つ持っていますが、ひとつは現在主流のものを支給されたのですが、僕は昭和のおじさんなので、どうしても古い方じゃないと使いにくいのです。
今主流のものと古いもので何が違うかというと、
昔は2ストライク 1ボール という感じでストライクが先でした。
今は1ボール 2ストライクとカウントするので、インジケーターもそれに合わせたみたいです。
下の写真ではわかりにくいですが、2つあるインジケーターの右側が古いもので僕が日頃使っているものです。(よく使うので文字がかすれています)
左側の方が現在主流のものです。
この2つの違いは、ストライクとボールのカウントが左右入れ替わっていて、古い方はストライクカウントを親指で操作、ボールを人差し指で操作します。(インジケーターは必ず左手で持ちます)
現在主流のものだと、親指でボール、人差し指でストライクなので、僕はこれを使うとカウントを間違えそうで怖いです。

左の長い刷毛はホームベースの掃除用です。
右上もホームベース掃除用ですが、長い刷毛は毛が柔らかいので、
しつこい汚れには右上の刷毛を使います。
右下の刷毛は塁審の時に使っています。
インジケーターは右が旧式左が新式です。
新式は殆ど使ってないので文字が綺麗です。

写真には写していませんが、打順票を入れておくケースやペン、小さいメモ帳、ボールを拭けるように小さめのタオルなども常備して球審をしています。
特にタオルは重要だと思っていて、ボールに泥が着いたまま使うと、打撃した時や捕球した時に泥が飛び散って目に入ることがあるんです。
そういう事故を防ぐ意味で、必要ならいつでもボールを拭けるようにタオルは持ち歩いています。

打順票を入れておくケースは薄くて折りたためる専用のものがあるのですが、初心者の方だと打順票を追ってポケットに入れる人もいるんです。
それをやると打順票がしわくちゃになったり汗で濡れてしまったりするので、僕は必ずケースに入れるようにしています。

さてさて、次の試合が楽しみです♪

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