『第七銀河交流』 岩切一空監督【在宅映画制作 LINER NOTES #13】
突き動かされる衝動も、口に出る諦観も。すべては君と映画が撮りたい理由。
イソラコスモス(岩切一空の秩序によって、調和がとれた宇宙)が、新たな刺客を、私たちの世界に送り込んできた。イソラコスモスに、コロナウイルスは存在しなかった。この作品は、想定されなかったバグが引き起こした超立方体のようなものだ。コロナ後の世界における正しさも議論も、イソラコスモスの素粒子の中には窺い知れない。だから、イソラコスモスは新天地を探す。それは、第七銀河にあるらしい。だから岩切監督は「第七銀河で会いましょう」と言い残した。必見である。
Postscript #13 岩切一空監督
・今回の作品の着想は?
「ザ・フライ」が在宅映画だと気がついた。
・撮影時のエピソードや裏話を教えてください。
劇中で使用するために買ったウッドチップが、思っていたよりずっとただの木クズと土で普通に虫とか たくさん紛れてたので今だに家の中で蟻がでる。
・今回の作品を制作して実感したことは?
映画制作のために家を貸してくれる人には本当に感謝をしないといけないということ。
・ 在宅映画制作を通して、これからの映画制作に活かせそうなことだと思ったことは?
あまりないかもしれない…。 今後打ち合わせの7割くらいはビデオ通話か電話で大丈夫な気がした。
・作品をご覧になった人にメッセージをお願いします。
決して明るい映画ではないですが、楽しんで頂けたら幸いです。
『第七銀河交流』
監督 / 岩切一空
キャスト
五味未知子
岩切一空
半田美樹