2022年読んだ本
「シンプルな戦略」とあるように、「顧客にとって、うれしいことかどうか Q 2 それは他の会社とは違うのか Q 3 自社は儲かるか」の3点を押さえろということを後押ししてくれる。
とはいえ、洞察力や打ち手の実装力に、ずば抜けたスキルと個性が必要なことも包み隠さない。ステップにして教えられるものと、そうでないものの境目を書き分けるセンスを盗みたくて読んだ
スタートアップ向けアドバイス、中小企業向けアドバイスのどちらも氾濫している中で、武田所長のツイートは個性があった。匿名キャラ界でも光っていたので、興味を持ったので書籍を買った。
ディープテック企業は結構な割合でスタートアップ向けアドバイスに従い、VCから資金調達をするモデルだが、一部にはスモビジの発想が向いているところもあるなとヒントを得られた。特にリバネスグループでは当てはまるところが多いと思っている。儲かるかが証明されている分野で、大手がやらない小さい領域に特化しなさい。というメッセージが刺さっている
内観療法入門は、自己分析の一種としてネタを仕入れるために読んだ。ストイックなやり方だった。
タコピーの原罪が、ツイッターで話題になっていたのを見て「たった2巻か」と思って手にとった。
ドンデンガエシの下巻。
他業界からヒントを得るために、古武術の先生が説いた「上達論」を読んだ。技は原理の入れ物、というのが最も象徴的に面白かった。サイエンスブリッジコミュニケーションに応用して当てはまることの多いこと。
失敗には再現性がある。成功は固有性。というテーゼを補強するために読んだ。身近な失敗例に当てはめながら読める部分と、ここに書かれてないが失敗した、という事例を噛み締めながら読んだ。
元リンクアンドモチベーションの麻野さんが、起業したということで手にとった。本を通じたブランディングとB2Bマーケが上手なはずなので、その仕掛け方を見て取るために、顧客になってみた。
セミナーやワークシートは大変勉強になった。これ、実際に売れているんだろうか。
たしか中小企業の事例集的なやつだった。ものづくりベンチャーの始め方のオススメに出てきたためにポチって研究してみようと思ったんだった。
研究室間の分断がもたらず問題を整理して知りたいならばこれを読め
Navalの本。webでも読めたが、Kindleでハイライトやコメントをつける体験が大事だったと思っている
有名なスレッド How to get rich (without being lucky)も全文載っている
Dickie&Coleも、JKMolinaも言及していたAlex Hormoziのセールス指南。要点は、 100M OfferあるいはGrand Slam Offerを作ってセールスしやがれ、というもので、オファーの中身、価格設定、保証や希少性、緊急性、ボーナス、ネーミングを指南する。これを一通りできると、なんとAcquisition.comで投資をうけながら協業できるという魅力を提供している。
ジム経営や、コンクリート業者を買い集めているらしい。
Youtuberとしての活動も目立っており、実際のところ何が儲けなのか不明であった。情報商材はゼロ円提供なので、研修サービス事業者ではない。
けんけんの起業本。ロジックツリー、感度分析(トルネードチャート)といったフレームワークも、ここまで徹底して活用し、議論したんだなという痕が伺えるのが説得力がある。
本当にやり散らかすと、ロジックツリーがあっても伝わりづらくなるんだなと感じることがある。が、「解像度を上げる」と合わせると、すごく噛み合って見える。
なんとなく使われてきた「ビジネスの解像度」を、これでもかと説明しきった本。この本に従い、ロジックツリーを書き、ツリーを「深さ、広さ、構造、時間」の4つで捉え直す癖をつけるとめちゃくちゃ成長すると思う。そしてツリーを書き続けるには行動が大事というのも指摘漏れがない。
全部ストイックにやるのが吉であるが、ストイックさが強みであり競争の源泉に聞こえてしまう。
わずか282文字にギュッと知恵がつまっていると知れた。「ブッダが教えたこと」と対比して、日本向けにアレンジした内容があるんだな、ということだけは分かった。
HBRで取り上げ続けているトピックに絞って、Mckの理論を解説しており、組織論に権威付けをしたいならぴったりの本だと思った。整理と構造化の鬼のような人たちが手掛けており、これを受け止める側も同じくらい賢くないといけない。この手のM社の主張を、そのまま投げつけても分かってもらえない。「お前も分かってないだろ」というツッコミもつきまとう。どうやって噛みしめるか、それが問題だ。
エゴンゼンダーの名前はそれこそプラップ時代に聞いたことがあった。が、中の人の本は初めてみた。人の熱源、性格、スキル、経験と深いところから見ていき、将来をクリエイティブに見立てる方法論が説かれており、面接や選抜的なことを控えて参考になった
QPによるポテンシャルを買う、そこから描けるもので世の中に勝負をかける、という意味では割り切り方やもっと重要視したほうがいい点の配分などを考え直すきっかけになった
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