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『Tokyo Shady.』と私的写真集選手権。
7月17日。
早朝、眠い目をこすりながら車で帰宅する。
と、玄光社から何やら届いている💡
うーん、また薄くなったな、、
…いやそうじゃなくて、、今回の号で休刊になってしまうのだった。
馴染みの読者に配ってくださったのかな。
(んなわけねーだろ、このクソジジー ←)
こんにちは、写真練習家のきっちん篠山です📷
おかげさまで、ゆんさん と制作した写真集『Tokyo Shady.』が、第10回 #私的写真集選手権 にて #松田忠雄 賞を受賞致しました💡
冒頭にクサい文章を入れましたが、実際は私はクロネコメンバーズですので(?)配送の予告が事前に届いており、ん、もしや受賞しちゃったのかな、と思っていたのでした💦
例年であれば審査員の皆さんの座談会が記事になり、その内容につっこみを入れる形で反省文を書くのですが笑
今回は #フォトテクニックデジタル 誌の休刊に伴い座談会の記事が無く…私の写真集がどのように評価され受賞に至ったのかが分かりませんので、、
適当に想像して反省してみたいと思います👍
その前に、もしこちらの記事を読まれていない場合は先に読んで頂けますと有難いです:
全10回の私的写真集選手権のうち、私は第3回から8回連続で応募させて頂きました。
そのうち4回で何かしらの賞を頂戴できたこと、大変光栄に思います。
賞率5割。オータニサーンもびっくりのブン回しっぷりですね(意味不明)。
オータニサーンで思い出しましたが、先日『 #月曜から夜ふかし 』をみていたら #オケタニ教授 が取材されていてびっくりしました💦
松田忠雄賞を戴くのはこれで2回目。
何だか癒着があるんじゃないかと疑われるかもしれません←
いやいや、そんなことを言ったら哲朗さんのほうが怪しいんじゃないかと笑←
いえ正直な話、今回の写真集は自分でもあまり出来が良くないと思っていましたので、、
最後の選手権ということで常連にオマケをくださったのか笑、何らかの忖度があったのかもと勘繰ったりしました💦
もしオマケだったり忖度だったりしたとしても、それを引き出した私の行動がベースにあるわけで、そういった部分も含めて大いに「私的」であると言えるのではないでしょうか👍←
なんて。
真面目な話をしますと、以前『「写真集」のつくりかた』みたいな記事やセミナーの中で口走っていたかもしれませんが、半分はちゃんと狙っているのです💦
ここで言う「狙う」というのは、私的写真集選手権は審査員が決まっている公募ですから、ある程度狙いをさだめて応募することができるし、しているということになります。
審査員の中では松田さんがおそらく一番(唯一💧)写真の好みが合うはずで、自分が好きな方向性で制作すれば、多分それなりに気に入ってもらえる…
という思いが少なからずあります。
ですので、私はこの私的写真集選手権については、変に考え過ぎることなく、自分の作りたいものをストレートに作って出しているのです💡
また今回は、撮りづらい状況でもありましたし、色々これまでに無いチャレンジをしてみたこともあり、、
松田さんの大好物な「粗削りな感じ」がたっぷり出ていたかと思います笑
少し前にお会いした際に伺ったのですが、前回松田賞を受賞した『春雨。』の方が最優秀賞受賞の『decisions.』よりお好きなんだそうです💡
「私的」ということについて話をしますと、、
何やらその言葉の意味に囚われるあまり、「私的」だからこそ世に出せない という理由で応募をされない方もおられると聞きます💦
選手権の趣旨を正確には認識していませんが笑、多分、単純に、普通には売っていない、とか、個人が自分や自分の周りのために制作したものであるとか、個人的な体験や思いを写真で表現したとか、そういうのを応募してくださいな、ということだったのかなと思っています。
私は、これまでの応募作において多くの場合、そこに自分の思いを詰め込んできました。
そのメッセージが、みてくださるかたに刺さればよいな、と考えて制作しています。
その点において、私の写真集は実に「私的」なのです💡
さて、モデルを務めてくださった ゆんさんの話をしましょう。
昨年、彼女は私の写真集をみてくださり、涙ぐんでおられました笑
ああ、刺さっているなと👍
だからという訳ではありませんが、ご縁があり、といいますか、私が制作しようと考えたものに実にマッチするかただと考え、オファーさせて頂いたのでした。
前の記事にも書きましたので細かくは触れませんが、彼女は狙い通り、実に大きな振り幅で役を演じてくださいました👍
時間も多くは取れませんでしたし、必要最低限のシーンをピンポイントで撮るという感じでしたので とても難しかったと思いますが、なんとか素材を揃えることができました。
普段から様々なイメージでモデルをされている彼女ではありますが、本作においても「これ全部同じ人なの?」と思えるような変化(へんげ)を見せてくださっています。
写真集では是非その辺りをご覧いただければと思います💡
ゆんさん、ありがとうございました🙏
最優秀賞、準優秀賞の3名様については既に受賞の発表をなさっておられることを確認致しました。おめでとうございます👍
最優秀賞 ベーグルさん
いつもながら、とにかく美しくて、被写体との距離感が半端なくて、なんだかキラキラしていて…
輝きを失った私のような人間には(←)とても創り出せない写真集なのだろうなぁ、と数点のお写真を拝見して感じました。
準優秀賞 哲朗さん
連続入賞が凄すぎて…言葉になりません。中身はきっとエ■いに違いないですが(と失礼なことを言う)、私のような凡人には到底真似のできない領域に踏み込んでおられるのだろうな、、と本気で思います。
準優秀賞 嘉さん
実は先日の TOKYO MODELS に2回目に伺った際に写真集を拝見しました。その時、3枚の展示写真だけでは十分に感じ取ることのできなかった こだまさんの魅力を感じ(私は鈍いので)、ああ いいなぁ…と思ったのでした。
最後に、これまで私的写真集選手権を開催し続けてくださいました、フォトテクニックデジタルの藤井編集長およびスタッフの皆様、コバヤシモトユキさん、松田忠雄さん、北條俊正さん、長い間ありがとうございました。
そしてお疲れさまでした。
自分自身、とてもよい経験をさせて頂くことができましたし、この選手権のおかげで写真練習家として(←)成長できた部分もあったのかなと思っています。
貴重な経験をありがとうございました。
[お知らせ]
第10回 私的写真集選手権 松田忠雄賞受賞作『Tokyo Shady.』は、余分に作った分を原価にてお分けしています💡
まだ少しだけ在庫がありますので、宜しければご検討くださいませ:
写真: 『Tokyo Shady.』より(一部不採用カット)
モデル: ゆん
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