The Abandoned City.
写真練習家の篠山です📷
購入した中古レンズのテストを兼ねて新宿で15分くらい歩いて撮った写真をただ並べます。
都市は生き物のよう。
この街は巨大だけれど、古くて、新陳代謝が緩やかな老体の恐竜のようだ。
見たことはないけど🦕
新陳代謝の激しい若い街は、活気もあって気持ちがよいのだけれど…
自分がその代謝の源になり切れない感もあり、息苦しく、居心地が悪い。
街にとって人は、代謝を促す血液のようなもの。
酸素や栄養分(エネルギーや金)を運んで街を育てる。
人間の身体は、部位にもよるが、例えば胃腸だと5日間程度、肌で一か月程度、そのくらいの周期で細胞が生まれ変わるのだという。
どうでもよいが、ある時期 やきとん ばかり食っていた篠山は、細胞の殆どが豚由来になっていたことだろう🐷(そんなことはない)
この街には人は多いけれど、エネルギーがなかったり、金を持っていても新しい細胞(店、サービス)を育てようとしなかったり、それで凝り固まってしまっているかのよう。
どうでもよいですが、このハイライトの滲みが好きです。
でもそんな所が居心地がよかったりもする。
学生時代から一番好きな街。住む場所もこの街を起点に考えてきた。
緩やかな新陳代謝に身をゆだねる。
そんな秋の始まり。
表紙のこの写真は、レンズを購入した店でテスト撮影したものです💡
ファインダーからみた世界が気に入って、即購入させて頂きました👍
惜しむらくは勘違いして富岡光学製ではないバージョンを買ってしまったこと💧
撮影機材: RICOH RIKENON 2/50 P + α7