全体統一感と撮れ高の話。
Twitterで書いた事だけれど、ツイ消しするので(←)メモとして残しておく。
昨日はNBBで私的写真集選手権 最優秀賞の “ The 壁 photography ” Shigakiさんと写真集の全体統一感に関してお話できて楽しかった💡
そしてモデルのいのうえのぞみさん(O型)に多分初めてお会いして篠山の写真集を見て頂き「エロい」と評されて嬉しかった💡←
…いやそうじゃなくて、、(続く)
そうじゃなくて、、
「7人のオムニバスなのに全体が統一されていて凄く見やすかった」と評されて嬉しかった。
当たり前にやることだから誰も言わないのかもしれませんが、そう言ってくださる方は稀なので、お、分かっているやん、と思いましたとさ👍
「写真」集と「写真集」は別物ですが、何をもって後者となすか。
これらの写真は、#JuicyFruits展 2017 向けに撮らせて頂いたもので、モデルさんそれぞれで一冊ずつ写真集を制作させて頂きました。
そして、それぞれの写真集のみならず、写真集同士、すなわち展示全体での統一感を意識して撮影および現像/調整をしています。
写真集や写真展というものは、全体のまとまりがとても重要だと考えます。
個別最適化したい気持ちを抑えて、まとまりを優先する。当たり前のようでなかなかできない事ではないでしょうか。
昨日Shigakiさんと話をしていてシンクロした もう一つの事:
枚数を撮らない。
もちろんセレクトの時間を十分取れるなら多く撮ってもよいしメリットは色々ある。でもデジタルだから沢山撮るという単純な式ではなくて、撮りながら撮れ高を測る感覚が大事だと思うし、デジタルはそれを助けるはず。
デジタルで裾野が広がるのは間違いないことですが、人に見せる写真を撮るからには、できるだけ確度を上げるべきだと考えています。
そしてその為には「撮れ高」を意識しながら撮影することが重要なのかなと思います。
デジタルですから、撮った直後にLCD画面で確認もできますよね。
しつこく撮るのではなく、「撮れた」と感じたらどんどんシーンを変えていってみてはいかがでしょうか❓
上の写真はフィルムでの撮影です。
デジタルで撮り進めて、「撮れた」と感じたらフィルムでも撮る。
フィルムで高い確度で良カットを得る手法のひとつです💡
動きのあるものや感情が絡むものはまた別ですが…
サンプル写真のモデルさん:
西村尚(@Naovo_)さん
新谷るる(@_nyaruru_222)さん
立花ゆりか(@yulikaxxx)さん
佐倉彩海(@ayami_s222)さん
めふ氏(@a_i_a_m_2525)