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復帰戦

2024年9月7日、J3リーグ第27節 ガイナーレ鳥取戦
376日ぶりの公式戦でした。

やっときた。
この試合に向けて1週間準備している中でスタメンで試合に出場することがわかった時、そう思いました。約1年、この日を迎えるために長いリハビリを乗り越えてきました。だからこそ、僕にとってこの1試合は本当に特別な試合でした。

「嬉しい」「楽しみ」そんな気持ちが強く芽生えてる中で、「緊張」もすごくありました。怪我をする前までのプレーと同じように、またそれ以上のプレーができるのだろうか。たくさんの方に期待の言葉をかけてもらい、その期待に応えられるだろうか。僕自身の中で試合に出場できる嬉しさと隣り合わせで、プレッシャーも感じていました。


1年ぶりの復帰戦、悔しい結果になりました。
90分間正直何もできなかった。前節の反省を生かし、立ち上がりの失点をしないことをチームとして口酸っぱく言っていたのにも関わらず、前半で2失点してしまいました。久しぶりの出場、間違いなく守備の再建を求められていたのに、それができませんでした。

悔しい。

その一言しかない復帰戦でした。もちろん勝ち負けのあるスポーツだし上手くいかないこともあります。
それに、1年間試合から離れていた自分がそう簡単に結果を出せるわけがない。そんな甘い世界じゃない。わかってはいましたが、やっぱり結果を出せなかったことが本当に悔しいです。

でも、僕は悔しい思いをするために1年間リハビリをやってきたのではなく、悔しい思いを持ちながらそれを試合でぶつけるためにリハビリをやってきました。
感覚が前と違かったり、疲労感が残りやすかったり、試合に出場したからこそ感じたことがたくさんあります。この1試合を無駄にしないために、連敗を止めるために、次節ホームで必ず勝ちます。この厳しい現状の中でも、変わらず熱い声援を送ってくれるファン・サポーターがたくさんいます。その声に応えられるように頑張ります。

1-3 敗戦


現在チームは3連敗、この中でこんなことを言うのは違うかもしれませんが、試合に出場できて本当に楽しかったです。あの高揚感と緊張感は試合に出場しているからこそ味わえるものであるなと改めて感じました。この場所に戻って来れたこと、選手として90分間ピッチの上で戦えたこと、本当に嬉しかったです。

やっぱり選手として試合に出場することが1番です。最高の時間でした。
ここまで支えてくださったたくさんの方に感謝します。ありがとうございます。

あとは結果を出す。チームのために戦います。


                #22  篠﨑 輝和

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