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準備

皆さん、こんにちは。
いつも僕のnoteを読んでいただきありがとうございます。楽しみにしてくださっている方もいて本当に嬉しいです。文章なので、なかなか僕自身の気持ちを汲み取るのは難しいかもしれませんが、僕も皆さんに伝わるように頑張って書いていくので、じっくり読んでください。
今回は僕の現状について書いていこうと思います。

去年の8月27日に怪我をし、前十字靭帯断裂と診断されました。オペをしてから復帰まで約8ヶ月と言われ、現在オペをしてから約8ヶ月半が経っています。
公開練習やホームでの試合等でたくさんのファン・サポーターの方に「復帰はもうすぐ?」「待ってるよ」と声をかけていただいています。いつも気にかけてくださり本当にありがとうございます。
細かいことは言えませんが、伝えられる範囲で僕の現状を伝えたいと思います。

公開練習を見に来てくださっている方ならご存知だと思いますが、約1ヶ月前くらいから全体練習に合流しています。膝の状態は問題なく、コンディションを上げている状態です。長期間休んでしまっていた分、体のキレや体力の低下、全体練習に合流して間もないときは様々な問題がありました。しかし、それ以上にサッカーができること、チームメイトと同じ練習ができていることが本当に嬉しく、やっとここまで来たんだなと毎日の練習を噛み締めています。

試合のメンバーを決めるのは、監督を始めとするスタッフの皆さんなのでメンバーに入れるかどうかは分かりませんが、僕のコンディションも徐々に上がってきていて、感覚的にもかなりいい状態にあり、本当にゴールが目の前に来たかもしれないと思っていました。

しかし、僕の大怪我はそう簡単にゴールを見せてくれませんでした。先週、公開練習を見に来てくださった方はもうご存知かもしれませんし、これから見に来てくださる方もいると思うので先に伝えると、現在ゴール手前で少しブレーキがかかってしまい、別メニューになっています。膝は全く問題ないですし、決して大きな怪我をしたわけでもありません。復帰に向け、徐々に強度の高い練習をしていく中で、自分が感じているよりも体の疲労が蓄積されていたみたいです。

本当に全く大きな問題ではないし、ほんの少しブレーキがかかってしまっただけですが、ゴールを目の前にしていただけに正直気持ち的に刺さるものがありました。もうすぐ試合に出れたかもしれないのに。なんでまた。気持ちの整理がつかず、とてもイライラしてしまいました。

膝を怪我してリハビリをしていたとき、筋力の低下やオペをしているということから、膝だけではなく他の場所を痛めてしまう可能性があると言われていました。もちろんそれを防ぐために、ストレッチをしたりケアをしたりと最大限やれることをしてきましたが、それでも問題が出てしまいました。改めて膝というサッカーをする上で大切な場所の大怪我をしてしまったんだなと感じています。

ゴールを目の前にしてこの現状は本当に悔しいし、不甲斐ないです。正直下を向いてしまいました。でも、僕には復帰をずっと待ってくれているたくさんのファン・サポーターの方がいます。待ってくれている人たちのためにも、ずっと下を向いているわけにはいかないし、ここでどれだけ気持ちを強く保てるかが大事だと思います。

現在、チームはなかなか結果が出ず苦しい時期を過ごしていますし、僕自身も苦しい状態にあります。また試合に出れない僕は今チームに何も力を与えられていません。チームが苦しい時に力になれる選手になりたいし、力になれなかったこの期間を必ず取り戻したいです。
そのために今の自分ができる100%の準備をして、チームが僕を必要だと思ってくれた時に100%以上のプレーができるようにします。

こうしてnoteに書いて皆さんに伝えることで、自分自身にプレッシャーをかけています。口だけの選手になりたくないので、必ず結果で示します。

この8ヶ月間で自分が何をやってきたのか、ゴールを目の前にして1度ブレーキがかかってしまったけれどまたこの期間で何をするのか、この経験を大事にして今後の成長に繋げていきます。

チャンスは必ず来る。でもいつチャンスが来るのかわからない。だから来るべきチャンスを逃さないために常に準備を怠らない。

最高の状態でピッチに戻る。
どんな時も前を向いて、最高の準備を。


                   篠﨑 輝和

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