時代は動画広告?それともまだまだ紙媒体?
はじめに
こんにちは、広島県呉市で動画編集・映像制作をしてます、宇都宮信一です。もともと広告といえば、チラシ・CM・看板の印象が強く、掲載するのにも費用がかなりかかる印象があったと思います。しかし現在、広告には様々な種類があり、それぞれに異なるメリットがあります。特に最近増えつつあるSNSでの動画広告。たまに質問でいただくのですが、チラシなどの紙媒体と動画広告どっちが効果的?という疑問がよくあります。今回は、チラシや地方紙とSNS動画広告の特徴やメリット・デメリットを見て、それぞれをどのように使い分けるかについて詳しく見ていきましょう。
チラシや地方紙の広告
メリット
1. 地域密着型: チラシや特に地方雑誌はその特定の地域でしか配られないため、その地域の住民に直接情報を届けることができ、地域住民に強く訴求することができます。
2. 物理的な存在感: やはり人間は物があってこそ、安心するというもの。インターネットに情報があふれる中で、チラシや雑誌はモノとして残るため記憶や印象に残りやすいものになっています。
3. 信頼性:こちらは特に高齢者の方へアプローチするメリットとなりますが、特に地方雑誌はここに載っているなら良いものだろうと思う人が一定数います。そのような人に対してのアプローチは伝統的な拡散方法の紙媒体は強いですね。
デメリット
1. コストが高い:チラシの制作費がかかることはもちろん、配布するには人件費がかかりますし、駅などに掲載する場合、掲載料を取られることもしばしば。他にも印刷費、配送料なども考えるとかなりのコストがかかってきます。
2. ターゲットの限定:やはり物理的な問題として、届けられる範囲に限りがあるということが挙げられる。例えば、全国にチラシを配布することは至難の技だろう。逆に、この人だけに届けたい!というのも難しいです。例として、ティッシュ配りを考えてみましょう。こんな人に渡して!というより、とにかく配ることが優先になってますよね、それでは広告の意味がないです。(もちろん、ただただ知名度の拡散目的なども考えると、全く無意味ということはないですね)
3. 測定の難しさ:広告で数値的に結果などを測定することはほぼ不可能。誰が手に取って、その結果、何人が訪れてなどを測定すると、さらにコストがかかってしまいます。
人によっては、受け取ったけどすぐ捨てたという人も出てきますから、効果測定は至難の業ですね。
SNS動画広告
メリット
1. 広範なリーチ:インターネットの届く範囲はなんといっても全世界。また、雨だろうと台風だろうと、どんな時、どんな状況でも情報を発信することができます。また、近年スマホを持っていない方が稀な時代、幅広い年代に届けることも可能です。
2. ターゲティングの精度:実はSNS広告は届けたい層に届けられるって知ってましたか?自身で年齢などを設定できることはもちろん、AIがあなたのサービスや商品に興味を持ちそうな人に率先して広告を表示してくれるように分析してくれます。現代の技術って素晴らしいですね。
3. リアルタイムでの分析:再生回数やいいねなどはもちろん、この動画からリンクに飛んだ人数を表すジャンプ率や、どの秒数まで見てくれたかの視聴維持率など、細かいところまで分析が可能。他にもどんな人が見てくれたかまで分析できるので、PDCAが一瞬で回せちゃいます。
4. 多様な表現手法:動画は時の書いてごとく、動くもの。チラシのように静的なものち比べて、と表現の幅が広くなります。
デメリット
1. 情報が多すぎる:SNSにはとにかく情報がありふれています。そのため、あなたが発信する情報もしっかりと分析しないと、他の広告に埋もれてしまうこともしばしば。
2. 短命性: SNSで重要なことは定期的な発信。それは1つ1つの動画の寿命がかなり短いことを示しています。もともとテレビ広告でも常に新しいCMが登場していますよね。
テレビに比べて、インターネットは旬が進んでいくのが何十倍も早いです。2日でブームが終わることはザラです。
使い分け方
目的による使い分け
地域密着型のイベントやキャンペーン:地域住民に直接訴求したい場合、チラシや地方紙が有効です。例えば、地域のイベントや店舗のオープン記念セールなどです。
とにかく認知度を向上させたい:ブランドや商品の認知度を広く高めたい場合は、SNS動画広告が適しています。特に、新商品やサービスのプロモーションに効果的です。
ターゲット層による使い分け
高齢者層などインターネット利用が少ない層:こちらの層にはチラシや地方紙の広告が効果的。実際に手に取って読むことが多く、PCやスマホを持っていないという方もまだまだ多いですし、情報源が口コミという層も多く、こういった層には紙媒体がおすすめ。
若年層やインターネットに精通している層:SNS動画広告が効果的。特に、YouTubeやInstagram、TikTokなどのSNSをそれぞれの特徴に合わせて活用することで、効果的なプロモーションが行えます。
時期やタイミングによる使い分け
短期集中型のプロモーション:短期間での認知度向上やセールス促進には、SNS動画広告が適しています。例えば、サマーセールなど定期的にイベントをする場合、コストが比較的に低いSNS広告はコスパがいいプロモーションになります。
長期的なブランディング:継続的に認知度を高めたい場合は、チラシや地方紙を定期的に利用することで、地域住民に対するブランドイメージを定着させることができます。
まとめ
以上のように、紙媒体と動画の広告、それぞれのターゲットや場面に応じて、使い分けることが重要ということを話していきました。
ただ、私が伝えたいことが1点あります。それはSNSに投稿するだけなら無料ということです。
もちろん、広告料を払って効果的に宣伝をすることも可能ですが、自身でアカウントを作って仕舞えば、無料でプロモーションが可能です。
でも、動画の作り方わからないよ!動画って制作にお金かかるでしょ?とお困りのそこのあなた🫵
ぜひご連絡ください!一緒にお悩みを解決していきましょう!
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