世界の美女の財布をのぞいてみた💵
現金って持ち歩いてますか?
なんとかPayってのが雨後の筍のように登場して、あっという間に淘汰されましたね。今メジャーなのは、PayPay・楽天Pay・LINE Payでしょうか。あとは、交通系電子マネー(東京近郊だとSuica・Pasmo)。
クレジットカードもスマホに入っちゃうし、病院の予約もWEBやアプリで済む。いまだに物理的に持ち歩かなきゃいけないものって、免許証と保険証・診察券と、地元の散髪屋のポイントカードくらい。一応、現金は1万円くらい持ってますけど。
人によっては、もはや現金はおろか財布すら持ち歩いてない?
こういう変化は急激に起きますね。あれよあれよという間に生活スタイルを変えていく。コロナの影響も多分にありましたが、オセロが一気にひっくり返っていくみたいで面白いです。
世界のお財布事情
世界各国ではその辺のところはどうなってるのか?
例のごとく海外のトモダチネットワークに聞いてみました。久しぶりに。
では、国・地域別に回答を見てみましょう!
🇹🇼台湾
新婚ホヤホヤの新竹のOLユーティンは、COACHのエンボスレザーの長財布。
色は本人のふんわりしたイメージからすると少々意外なチャコールグレーです。
「がっつり財布」という感じですが、中身はそれほど入っていません。カフェで使い果たす程度の現金(紙幣)と、領収書、領収書、それから、領収書笑
食べ物は現金で、日用品や服はクレジットカードで支払うそうです。
一方、いろんな支払い方法を持つと、じゃんじゃん使ってしまいそうとのことで、電子マネーはほぼ使わないらしい。
もう一人。貿易会社勤務のふみさんは、素敵な淡い色合い(何色?)のフェミニンな二つ折り財布。中身は至ってシンプル。
現金は2000円程度で、あとはLINE Payとデビット機能付きのキャッシュカード。LINE Payはこのカードよりも割引率が良いアプリを利用することの方が多いそうです。ちなみに、キャッシュカードは中国語で「金融卡」と書くそうで、「卡」がカードという意味です。
クレジットカードが見当たりませんが、アプリから利用しているので持ち歩いてはいないようです。
その他には、免許証と診察券と思しきものがのぞいていました。
🇧🇾ベラルーシ
このブログではおなじみの美人シンママOlgaは、the 財布というものを持ち歩きません。
バスやトロリーバスのパスを携帯するのが主目的の「パスケース」です。彼女はちょっと大きな手術をして障がい者として認定されており、これらのパスを見せるだけで公共交通機関を利用できるそうです。
背面にはファスナーがついていてちょっとした小銭や折りたたんだ紙幣が入れられますが、本当にちょろっとしか入っていません。この小銭は乗合タクシー用。
ミニバンに見知らぬ人とワンサカ相乗りするタイプの怪しい乗り物で、料金は100円弱(1.8ベラルーシルーブル)。バスより早くて、リクエストすれば好きな場所で降りられるそうです。
クレジットカードは持っていないそうです。使うのはデビットカード。預金残高以上に使い込むことがなくて済む!とドヤ顔です。
🇹🇭タイ
ドイツ系IT企業に勤めるプログラマーTarnが自分で買って3年以上愛用するのは、CHARLES & KEITHのコンパクトな財布。
現金は2,000円弱(500バーツ)。財布とは別に、スマホケースに緊急用のお金を入れているしっかり者です。
食べ物の屋台なんかでも、最近は現金ではなくQRコード決済でいけるようで、銀行のアプリのカメラからQRを読み込んで決済完了!
🇷🇺ロシア
元CAで、今は天使のような可愛い女の赤ちゃんのママNinaは、5年以上前に財布を買いました。が、もはや使うことはほぼ皆無。スーパーのポイントカードと、インドネシアとタイに旅行した時のお金がちょっと入っているそうです笑
高齢者を除けば、ほとんどのロシア人はスマホから「なんとかPay」で支払うそうで、財布を持ち歩く人はだいぶ少なくなったそうです。Samsung Pay、Apple Pay、Sber Payというのがメジャーらしい。
クレジットカードは3枚持っているけど、もっぱら使うのは1枚で、残りのは年に5回ほどしか使わないとのこと。
🇰🇿カザフスタン
アルマトイ在住、カザフテレコムのマネージャーAikaは、すらっとした長身に、いつも新しい垢抜けた洋服を纏ったキャリアウーマン。
すっごいブランドもんの財布が出てくるかと思いきや、こちらは使い込んだ感じの本革カードホルダー!
6枚のカードが詰まっています。
<左>
①バス・地下鉄のパス
②ショッピング会員カード
③保険証
<右>
④ クレジットカード(VISAゴールド)
⑤免許証
⑥ オフィスのIDカード
という具合。
ビデオで一つひとつ紹介してくれましたが、個人情報だらけなのでとても掲載できません笑
④のクレカにKaspi(カスピ)という文字がかろうじて見えますが、この会社、カザフスタン最大の決済プラットフォームを運営するフィンテック企業なんです。
人口たった1800万人の同国において、700万人以上のユーザーを獲得しているそう。キャッシュレス決済やEコマース、金融のデジタル化を加速させ、現地の人々の暮らしに欠かせないサービスを提供していると言います(出典:Forbes)。
隠れていますが②の赤い会員カードは「Magnum」という会社のもので、これもKaspiグループ。スーパーとオンラインストアを運営しています。当然、スマホアプリで買い物ができます。
🇵🇭フィリピン
イケメンの彼氏を持ち、法律と会計を学ぶ女子大生のWendyによると、フィリピンではパンデミック以降、Gcashもしくはデビットカードによる支払いが主流になったそうです。
Gcashってのは、フィリピンの通信会社であるglobeが提供するQRコード決済サービス。店舗での支払い以外にも、送金や公共料金支払いといった様々なサービスを展開しているそうです。
Gcashの他に、PayMayaという類似サービスもあり、政府機関を含む請求書の支払いから実店舗&オンラインでの商品購入、銀行振り込み、ユーザー間の支払いや送金、全国の11万以上のキャッシュイン・タッチポイントから現金の払込や引き出しが可能とのこと。
さて、Wendyはカードとコインだけ入った小さいな財布を持っているそうです(写真は遠慮されました)。一応コインも持っているけど、実際にはGcashアプリを使った送金で事足りることが多いと言います。
紙幣はないの?という話に及んだところで、「新紙幣」を見せてくれました。
昨年2022年の4月から1,000ペソ紙幣が新しくなって流通開始!しかも素材はなんと紙ではなくプラスチック(ポリマー)!
見て、透けてる!笑
そして、紙幣の鉄板といえばその国の英雄的な人物の肖像画ですが、こちらは鳥!色々新し過ぎ!
この鳥、「フィリピンワシ」と言って、絶滅危惧種なんです。フィリピンの強さと自由の象徴として選ばれしNEW HEROというワケです。
ただ、この紙幣、折り曲げる・折りたたむことが禁じられているらしく… 持ち運びにくっ!せっかく刷り直したのに、なおさらキャッシュレスに拍車がかかりそうです。どこに向かってんだ…
世界中がキャッシュレス
ということで、ご覧いただいた通り、世界中どこもかしこもキャッシュレスです。
アメリカとブラジルのトモダチにも聞いていますが、時差の関係でまだ返事は来ていませんが、おそらくかなりキャッシュレスでしょう!
個人的には、かつて印刷会社に勤めていたこともあり、偽造防止技術の粋を結集して紙に印刷された「紙幣」に人一倍の愛着を感じていたんですが、今や絶滅危惧種になりつつあるんですね。哀愁を感じる。。
日本では2024年度の4~9月を目途に新紙幣が出ますが実際に手に取る機会は大きく減少するのでしょうね。。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!ヘェ〜と思ったことがありましたら、ぜひスキしていってください。
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