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モグラ活動の寄り道。
純喫茶キラーズさんという、素敵な喫茶店に伺いました。
入店早々「村上仁美さんのカップでいただけるものを」と直談判したところ、マスターから「なんでも大丈夫ですよ」とご返答が。素敵すぎる。
スプーンが使えないのでコーヒーならブラックになりますが、との事でしたがもう全然OK。
しかも、「カップが小さくて全然入らないですから、残りの分はポットに入れますね」というホスピタリティの高さ。なんたる配慮。ありがとうございます。
という事で、念願叶って出会えた村上仁美さんのティーカップ。美しい!飲みにくい!全てにおいて、その手間のかかる我儘さと繊細さが最高!!!
この日はグラタンが売り切れだったので、キッシュのプレートをいただきました。小麦粉はサクサク、お野菜にかかってるハーブソルトも絶品、本当に美味しかった〜。
一緒に頼んだのはキラーズブレンド。酸味の強いコーヒーが苦手なのですが、コクがあるのにすっきりしてて美味しかったです。他のものもいただきたいから、また行こう。
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さて、話は少し前に遡りまして。
私は村上仁美さんをつい最近知りました。それこそ、キラーズのマスターと村上さんの関係性から言ったら私なんて「ついさっき出会った」ようなものです。
私は milluna さんのXの投稿で村上さんを知りました。みるなさんもとっても素敵なデザイナーさんなので、ぜひSNSをご覧ください。
ずっと観たかった村上仁美さんの展示へ遂に行けた…!!身体を覆う花々は金に薄らと輝き、這う芋虫は艶かしく…これほどまでの迫力をひとつでも人生に持ち帰りたいと作品集を買ったものの、あの人形の前でしか見ることができない光は確かにあるような気もする…。銀座・蔦屋書店にて2月7日まで。 pic.twitter.com/5k5UBiUwkC
— 見るな|millna (@mi_te_yo) January 20, 2025
みるなさんが美しいと言っているなら本物だ、と思い、ちょうどカフェメンさんとのアフタヌーンティー会が近くであったので、帰り道に展示会へ寄り道を。そこで出会ったのがこちら。
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美しい。
繊細な細工、丁寧な手仕事、斬新な発想。
一目で虜になりました。一生見ていました(嘘です、無事に家に帰りました)
まだ売却先が決まっておらずでしたが、今の私ではこの子を自宅に美しく飾って愛でて手入れをしてあげられる自信が無く、ものすごく悔しい気持ちを抱えながら、「せめて廉価版のティーカップみたいなものがあったらいいのに」そんなことを思いながら泣く泣くその場を後にしました。
帰りの電車で #村上仁美展 の感想を漁ろうとSNSを開きました。そこにすぐ現れたのが純喫茶キラーズさん。明らかにティーカップ版のDown Down Downがそこにありました。
「うそじゃん!ティーカップあるじゃん!!!!!!!」
と、叫びたい気持ちをグッと堪え(電車の中ですから)ひとしきり感想や過去の作品などを漁り。
どうやらキラーズさんにはサイン本があるらしい。これは行くしか。……というところで、話は冒頭に戻ります。
マスターは本当に優しくて、なんと村上仁美さんの過去の作品集や、特集されていたアート本、飾られている作品たちも、自由に見ていいし、読んでいいし、写真撮って大丈夫ですよ、と。
本当に?!!優しい世界すぎない?!!ホスピタリティの塊?!!!(デジャヴ)
本も席まで持っていっていいよと言ってくださって、美味しいキッシュとコーヒーをいただきながら、全部読ませていただきました。
銀座の展示でも作品に添えられているキャプションまでもが全て美しく大好きでしたので、過去作品集はたくさんの村上さんの言葉が作品と一緒に綴られており本当に大満足で幸せな時間でした。
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「蝶々が欲しくて追いかけたけど
一向に手に入らないので
自分の両手を蝶の形にあわせてみました。
自分だけの蝶々を遊ばせる庭も欲しくて
空想に戯れることにしました。
ここには何でもあって
何もなかったのです。」
村上仁美さんの過去作品集より。
あまりにも良くてずっと眺めていました。
キャプションまでメモらせていただきました。
皆に知って欲しくて書いてしまいました。
(ルール違反だったらツッコミください)
現在発売中の画集にもこちらのお写真などがもちろん載っているのですが、キャプションがほぼついておらず。それだけは残念。
純喫茶キラーズさんでは、無事に村上仁美さんと田中流さんの豪華サイン入り画集をゲットさせていただきました。とっても嬉しかったです。
ありがとうございます。
次はスコーンかグラタンが食べたいから、また平日の夜にお伺いしたいと思っています!
長くなりましたが、今日はこの辺で。
それでは、また!