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G検定2024#6 合格まで

仕事で簡単なニューラルネットワークを使う機会があり、社内研修でもちょっと勉強したことがあったので、何かカタチにしようと思い、勉強してみました。
結果、なんとか合格できたのでその備忘録です。



1. G検定とは

公式には以下の通り。
まさにその通りで、これによってAIが実装できるようになるわけではなく、AIの歴史からDLの概要・応用、AI活用に向けた法律、倫理までをざっと学ぶ機会になる程度のイメージです。

内容的にも踏み込んだ部分もあると思いますが、最後は選択問題というのもあって表面的な理解(≒単語の暗記)に終わってしまったところも大いにあります。
あとは実際に使う機会があって内容を理解する必要があったら、でもいいかとも思います。

G検定とは、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する、AI・ディープラーニングの活⽤リテラシー習得のための検定試験です。 AI・ディープラーニングに関わる全ての方が受験対象です。 AI・ディープラーニングについて体系的に学ぶことで、「AIで何ができて、何ができないのか」「どこにAIを活用すればよいか」「AIを活用するためには何が必要か」が理解でき、データを活用した新たな課題の発見やアイデアの創出が可能になる、デジタル施策の推進に自信が持てるようになるなど、あなたのビジネスやキャリアの可能性が飛躍的に広がります。

G検定とは, 一般社団法人 日本ディープラーニング協会


年 6 回(1、3、5、7、9、11 月)の実施で、試験はオンライン受験のため、結構気軽に受験できます。
試験については解説サイトたくさんあります。


合格率は7割強くらいはあるそうです。
ただ記念受験的な人は少なかったり、ある程度仕事的にも関係ある人が受けると思うので、まっさらな人が受けるには結構大変そうな印象。
超詰込みで受かった方や落ちた方の体験記も参考になると思います。

勉強時間の目安は30~40時間程度らしい。

「2024年 第5回 G検定(ジェネラリスト検定)」開催結果を発表
(4,917名が受験し、3,689名が合格), 一般社団法人 日本ディープラーニング協会


2. 勉強期間、方法

自分の勉強工程は以下のとおり。
実際には1か月やれたかどうかというところ。10/17の模試までに何とか1周を終えて、後半は仕事がばたばたでしたが少しずつ勉強しました。

勉強に使ったのは、いわゆる白本と黒本+ネットでの調べものという感じ。愚直に取り組むのが吉。
ネット検索は、主にQiitaにたどり着いていたような気がします。
直前には、エクセルでざっとキーワード集を作成して当日臨みました。

・9月中旬 ニューラルの活用業務開始、G検定を調べる。
・9/23  受験を決意、申し込み。
     とりあえず有名な本を二冊買う。zero2one社の模試を申し込み。
  ~  公式テキスト(白本)の読み込み、練習問題
・10/17   zero2one社 模試
  ~  問題集(黒本)に取り組む
・11/9  試験当日 2024#6

10/17時点の模試結果 平均75.3%
手作りキーワード集


3. 結果、受験の感想

合格!!大した難易度ではないとは知っていても、"合格"と連絡が来ると嬉しいもの。
ほぼ暗記ものに近い"4." "5."は強化できていたものの模試で良かった"3."が全然よくない。なんでや。
結果についてはこの%以外何にも情報がないので一件落着ということにします。

試験直前になって、200問程度と言われていた問題数が160問程度になりますとの連絡があり、時間的にはふりかえりもできる程度の余裕があったと思います。

平均78%


4. 合格すると…

合格すると特典らしきものがたくさんつきます。
合格者コミュニティには入れたり、デジタルバッジもらえたり、細々たくさん連絡が来ました。
DX推進の波はどのくらい続くんでしょうね。

■合格者コミュニティCDLEへのご招待
JDLA資格試験の合格者のみが参加できるコミュニティ「CDLE(Community of Deep Learning Evangelists)」では、2つの公式コミュニケーションツールを提供しています。
JDLA事務局からのお知らせ、メンバー間における情報共有等のやりとりの他、さまざまなサークル活動やイベントの企画が日々活発に行われていますので、是非ご参加ください。

■「DX推進パスポート」デジタルバッジ
G検定合格者は、デジタルリテラシー協議会が発行する「DX推進パスポート」デジタルバッジを申請することができます。
「ITパスポート試験」、「DS検定 リテラシーレベル」、「G検定」の3試験の合格数に応じた3種類のバッジを発行します。
3試験のうちいずれか1種類の合格者には「DX推進パスポート1」、いずれか2種類に合格すると「DX推進パスポート2」、
3つ全てに合格すると「DX推進パスポート3」のデジタルバッジが発行可能となります。詳細は下記ページをご参照ください。

▼デジタルリテラシー協議会とは
https://www.dilite.jp/

▼DX推進パスポートについて(バッジ発行申請もこちらから可能です)
https://www.dilite.jp/passport

それっぽい証書も届く


5. 個人的関連

調べていく中でQiitaに面白い記事がたくさんあったので、備忘録に。
オープンデータやフリーソフトが拡充されてきて、技術があれば個人でも簡単な業務レベルのものが作れそうです。


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