わが青春の阿呆旅(あほうたび) 中京編(その4)
長年、飛騨路をパワフルに駆け抜けたキハ85系に代わりデビューした、HC85系。
先代のキハ85系は、バブル期の1989年に国鉄型特急気動車に代わり登場。
大きな窓と、先頭車からの開けた前面展望が魅力の観光特急として多くの注目を集めました。
特筆すべきは、海外メーカー製のパワフルなディーゼルエンジンを1両に2台積み、電車特急並みの走行性能を誇る点。
しかし、2023年6月末をもって後任のHC85系に交代します。
今回、その「ハイブリッドな走り」を体感すべく、ひだ25号に乗車した次第。
前回ご紹介した通り、岐阜駅の3番線に到着し客扱いをした後、一旦逆走して留置線でしばし停車、その間に4番線に入線した名古屋始発・ひだ5号の後ろへつけるという、ヘンな連結作業を体験しつつのヘンな旅(笑)。
岐阜から美濃太田までの自由席特急料金なら330円の課金で済むのですが。。。
東海道線での最高速度120km走行を体験したいばかりに、わざわざ大垣から乗車。
結果、特急料金は760円に( ̄O ̄;)
(ちなみに、しらさぎ号も名古屋~大垣間で特急料金は同額。新快速でしたら、ほぼ同じ所要時間で無課金なのに・笑)
これぞ阿呆ポイント④。でも後悔はしてません!😁
岐阜から続く郊外のひなびた風景も、鵜沼駅(うぬま) を過ぎると木曽川の峡谷に沿った険しい区間へ。
ひだの速度も少し控え気味に。ここは「日本ライン下り」で有名な場所。
キハ85系には乗車したことがなく比較はできないのですが、1両にエンジンがひとつ、さらに最新の防振設備を備えた新車の効果は相当なもの。
(ただこの後、キハ85系と同等の性能を有する、キハ75形の乗り心地は体感しましたよ😏)
足回りは電車同様なので、飛騨路を楽しまれる観光客の方にとって、かなりの環境改善が施された車両だと感じた次第。
(今どきの車両らしく、座席のデザインはこざっぱりしていますが。
この点、バブル期に設計された、キハ85系のフカフカ座席とは比べてはイケナイ…(;・∀・))
詳しくは記しませんが、鉄道システム上、さらに画期的な技術の導入も検討されている模様。
もしかしたら、これまでの「電車」に代わるスタンダードになる可能性を秘めた車両なのです。
そうそう、いつもと違う空気を味わうために、旅に出るんですよね(*^_^*)
そろそろお昼、岐阜駅の2つ手前、那加駅(なか) で下車。
三河の国在住のネットの友人から、那加駅周辺は人気ラーメン店が集合しているとの話を耳にして立ち寄った次第。
駅から車が行きかう道路をてくてく15分ほど、「ラーメン・混ぜそば 麺丸」さんに到着。
行列必至の人気店、と聞いていましたが、到着した時は店内にまだ余裕が。
私が着席すると、入口に多くの待ち客の列。
タッチの差でピーク前に到着したようです。
でも、「旅は道連れ、世はハプニング」と申しまして…( ̄O ̄;)ヾ(・_・`;)オイオイ
【つづく】