
今、ふたたびの阿呆旅(あほうたび) 関西編 (その5)
前回、大阪と名古屋の間で、官営の東海道線と熾烈な客引き競争を繰り広げた「関西鉄道」(現・JR関西本線・大和路線) のお話をしました。
それを受け継ぐように、現在では近鉄大阪線・名古屋線が東海道新幹線と競うように名阪間を結んでいます。
関東では、新幹線と対抗するような列車は、強いてあげると箱根へ向かう小田急ロマンスカーぐらいでしょうか。
小田原乗換えの新幹線と比べて、箱根湯本まで直通できるメリットがありますね。
新幹線の場合、関西のターミナルはキタの大阪駅から淀川を越えた新大阪駅。
大阪ミナミのターミナルから出る近鉄特急は、アクセス次第ではいい勝負!
「関西の雄」として、関東の鉄の長年のあこがれでしたねぇ…。

現在の名阪特急の代表は深紅のボディの「ひのとり」。
けれど、個人的には長年主役だったアーバンライナーはやはり外せません😆

レギュラーシート(普通車) の特急料金が大阪難波~近鉄名古屋間で1930円。
これに520円を課金するだけでグレードアップ!
最新の「ひのとり」では、レギュラーでプラス200円、最上級のプレミアムシートはさらに900円の課金で乗車できますが、あちらは人気で混みますねぇ。
どちらにせよ、お財布に優しい近鉄特急😊
おっと、肝心の運賃は2860円。(最近値上げされましたね)
ですが、金券ショップで株主優待1回券を購入すると、1800円前後で乗車できてしまいます。
昨晩、南海難波駅でウロウロしたのは、駅周辺にある金券ショップをめぐることも目的のひとつでした。
いくつか店先をのぞき、相場よりお安い、1枚1750円でゲットした次第( ̄ー ̄)ニヤリ

2列+1列のひとり掛け席でゆったりすごします。
オンラインであらかじめチケットレス予約済み。
乗車して着席するだけの手間いらず(笑)
大阪難波駅7時30分発、アーバンライナーとしては名古屋ゆき2本目のデラックスシートは、私を含めて6名ほど。
想定どおり、名古屋までの2時間22分、ゆーったり過ごせそうです😁👍
正直、最新のひのとりプレミアムシートならレッグレスト付きのさらにハイグレードな座席で、前面展望もできるハイデッカー車。
こちらにもフットレストはありますし、2時間程度ならこれで充分(^^)

大阪環状線との乗換駅・鶴橋を出ると、左手に年季の入った屋根がずらり。
これが名物の「鶴橋焼肉ストリート」
ここまでの道中、まだまだご紹介できなかった関西を代表する「行き止まりターミナル駅」を残しつつ、一路名古屋へ。。。
(寄り道したいですが、関西から東京は遠いのです…節約阿呆旅なので)
JR天王寺駅のすぐ目の前・あべのハルカスと一体になった「近鉄南大阪線・阿部野橋駅」(行者信仰と桜の名所・吉野山への入口) や、近鉄鶴橋駅のひとつ手前「大阪上本町駅」(うえほんまち)…。
(もちろん、「総本山」阪急・大阪梅田駅も)
これはまた来なければ!😂


関東平野と異なり、大阪と奈良を隔てる生駒山地がみるみる近づいてきます
先ほど、近鉄布施駅(ふせ) で分かれた奈良線は生駒山地を長大トンネルで抜けますが、大阪線は山の稜線に沿って南側を迂回する形で奈良県へ向かいます。
名阪特急の代表「ひのとり」は三重県津駅まで一気に駆け抜けますが、こちらは途中駅に細かく停車。
全国をあちこち転勤されている友人の方が奈良に赴任されていた当時、お世話になっていたという「とんかつラーメン」が名物の大和八木駅も止まります。
ここはリベンジしたいなぁ😅

今日はいいお天気(^^♪

伊賀忍者の里へつながる、伊賀鉄道の乗換駅
伊勢湾に面した三重県も、この付近はかなり険しい山あいの中。
全長5,652mの「新青山トンネル」を駆けおりると、中京圏へと差し掛かります。

沈下橋と言えば高知県が有名ですが、東京から比較的近い場所にもあるのですね。
近鉄伊勢石橋駅からも近く、余裕があれば寄ってみたかった😅

6月の阿呆旅でもおじゃました、三重県の優しい風景が出迎えてくれました

信州へ向けての燃料輸送を担う重要な駅ですね。

あの、ミニミニ電車・三岐鉄道北勢線の姿は見えませんでした。
これもリベンジせねば( ̄O ̄;)

桑名側から順番に「揖斐川」、「長良川」、そして「木曽川」。
やっと覚えたぞ(笑)。
でも、この画像はどれだったやら?( ̄▽ ̄;)

近鉄駅改札のそば、あんまきのお店は残念ながら開店していませんでした( ;∀;)
情報ではもう開店している時間なのに、食べたかったなぁ…。
名古屋到着、午前9時52分。
ここから東京へ向けて乗り換えるのですが、その前に、前回の阿呆旅のリベンジを狙ってまして♪(*´罒`*)
【つづく】