タスクシュートの実行率を上げる工夫
3週間ほど前から、テキストエディタを使って、タスクシュート的な運用をしてみています。
タスクシュートの公式ツールを離れて、一からやってみて、気づいたことを書いてみます。
1. 終了予定時刻は強力
タスクシュートのように、終了予定時間が出せる、Dynamic TimetableというObsidianのプラグインを導入してみた。
簡易タスクシュートは記録メインで、終了予定時刻はいらないかなと思っていたけれど、いざ、終了予定時刻を出してみると、そのパワフルさに気づく。
一日を見通せる感覚を久々に味わった。寝る時間までがわかるというのは安心感が違う。一日全体を見越して、行動の微調整ができるのがいい。
一つのことにこだわりすぎて、全体が見えなくなり、時間を浪費することが減った気がする。
終了予定時刻の自動算出機能は、タスクシュートの核だなと再認識した。
2. ちょっとした挙動の違いで実行率が上がる
タスクの終了処理をしたあと、カーソルが次のタスクに移動するようにしたら、ここ数日スキップしていたタスクをあっさり実行できた。
わざわざカーソルを別の行に動かして他のタスクを実行するよりも、今カーソルがあっているタスクを実行する方が楽だったから、手がつけられた気がする。
面倒くさいという気持ちは、実行を妨げもするけれど、うまく使うと逆に実行の後押しになるようだ。
3. セクションがあると実行率が上がる
扱うタスクが増えてきて、全部羅列するだけでは見づらくなってきたのでセクションを追加した。
セクションごとに区切られることで、見やすくなって、タスクの多寡がパッとわかるようになった。
一日のシュミレーションがしやすくなった。
**🗂️17:00**
- [x] 18:02-18:02 \5 完了タスク
- [ ] 18:02- \10 実行中タスク
- [ ] \15 未実行タスク
**🗂️21:00**
- [ ] \15 未実行タスク
- [ ] \15 未実行タスク
- [ ] \15 未実行タスク
4. メモをどう活用するか
メモを読み返す時間を設けて、メモを読みながら、気になったものはSimplenoteにノートを作ってまとめていっている。
せっかくObsidianを使っているのに、別の場所にノートを作るのもどうかと思ったが、アプリ自体切り離されていた方が、メモをみながらノートを取るのがスムーズ。
あと、Simplenoteはタイトルと本文がひと繋がりになっていて、本文の1行目が勝手にタイトルになってくれるのも使いやすい。
メモの活用はまだ手探りだが、見返さないことには始まらないと思うので、メモを見返す習慣を続けられるように工夫していきたい。
まとめ
タスクシュートの基本みたいなことで、いまさら書くことでもないかもしれないが、あたり前についていた機能のすばらしさを実感した。
また、細かい挙動の違いで、タスクへの取り掛かりやすさが変わるということもわかった。自分のツールも少しずつ進化させていきたい。