転職するか?それとも起業するか?
最近特に悩んでいることは、職場がとても不安定な感じであることです。私は経理として働いているのですが、職場がとても暇で日々仕事を無理やり作って時間を潰しています。
昨年苦戦しながらも何とか宅地建物取引士に合格して、今年の初めに登録も完了しました。職場からの指示で宅地建物取引士の試験に望んで、今年の春から「担当者」としても成長してもらうからという名目のもと、不動産業を営んでいる会社に転籍もしました。
しかしながら、冒頭に申し上げた通り、暇で、不動産どころかメイン業務の経理の仕事も、仕訳をするほどの取引もなく、毎日ネットサーフィンで時間を潰すという、罪悪感に満ち溢れた日々を過ごしています。
転職する場合は、経理職として、仕事を探すしかありません。というのも経理職としての経験は約20年近くあるものの、不動産の実務は現職でわずか2年程です。
40歳を超えてのポテンシャル採用は流石になく、経理職であればビズリーチでのプレミアムスカウトであれば150万円ほど年収はアップするものの、正直経理職での仕事を求めているわけではありませんので、経理としての転職の線はありません。
不動産業界に転職できないのであれば、自分で立ち上げればいいのでは?という気持ちの方が強く、日々のネットサーフィンも不動産に関する知識を深めるために行っています。
宅建免許を取得するには
不動産屋を営むには、宅建免許がなければ不動産取引ができません。通常は営業保証金で1000万円を本店最寄りの供託所へ預け入れするのですが、普通のサラリーマンには、そうそう用意できる金額ではありません。
そこで、弁済業務分担金で60万円を宅建協会に現金で納付する方法があります。ただ、弁済業務分担金を選択する場合、同時に宅建協会に入会する必要があります。
弁済業務分担金も含めると総額180万円ぐらいになります。また、専任の宅建士が別で用意する場合は20万円近くプラスで収める必要があります。
あと、宅建免許は個人事業主であっても法人であっても取得できますが、個人事業主で取得した場合、再度宅建免許の申請が必要であり、弁済業務分担金も宅建協会に再加入したりして、加入時と同じ金額を支払うようなので、最初から法人にして、登録したほうが時間もお金も少なく済むようです。
(弁済業務分担金は、廃業したら戻ってきます)
法人の登録にかかる登記費用等は約50万円で、安く見積もっても230万円位は最低必要で、運転資金等も踏まえて400万円は確保したいところです。
今の私の貯蓄と経営難で給料が減ってしまった現職の収入だけで、見積もると25ヶ月、約2年は現職で準備をしなければならないということになります。
結局、起業する方向で進める事になりそうです。
転職は最初から視野に入れていないので、起業する方向で進めていきます。ただ資金調達は、現職だけでは2年もかかってしまうため、副業も視野に入れて活動していく予定です。宅建免許がなくても、宅地建物取引士の資格と2級ファイナンシャル・プランニング技能士を活かすとなると、真っ先に思いつくのが、コンサルです。
安直過ぎるかもしれませんが、コンサルによる副業は、副収入の確保だけでなく、知識と経験を積むことができるので、一石二鳥だと私個人は考えています。
昨年は、宅地建物取引士の試験に集中したいため、AFPの資格維持のための研修等は受けず、そのままFP協会から退会してしまいました。
次の活動は、AFP再認定のために必要なことを調べていきたいと思います。
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