雨の中、富山・高岡の歩く #2022春一人旅(1/5)
春休み、いち早く就職活動を終え、1週間ぐらいかけて中部地域を一周してきた.まずは横浜から北陸新幹線で富山へ.そして、友人がまちづくりに係わっている高岡市へ向かった.
初LRT、富山駅の南北で印象が違う都市スケール
富山は、富山駅から少し南に歩いた所に富山城址があり、当時はこの川は神通川の曲がってきたらしい.確かに言われてみれば、川の南北が街区のスケールが変わるような気もする.
あいにくの雨だったので、少し暗い写真でお送りした.
富山駅周辺はよくコンパクトシティ政策で事例としてよくでてくる.ある程度広範囲で考えるとLRTやバス交通が充実していて移動しやすくコンパクトであると感じた一方、このコンパクトという言葉とウォーカブルという言葉は別々に考えた方がいいなと歩きながら思っていた.
駅北側では、再開発も進んでいて、大きなスケールの建物が多い立ち並んでいた.南側の城下町スケールとはまた違う街区スケールを感じながらの散策であった.
それと最後に、都市計画的な話ではないのだが、富山駅に着いた時に雨が降っていて、旅行に傘を忘れたことに気づき、傘を買わねばと思って改札を出たら、ちょうどその日がオープン初日の駅前商業施設があり、入ってみた.
そして、たくさんのお客さんが右往左往している中で、僕はふと、ここは横浜なのか富山なのかわからなくなった.
はっきり言って中に入っているお店は横浜駅にもあるものがほとんどだったためだ.僕も傘をLOFTで買った.
違いがないということがいけないことだとは思わないし、物が集まってくる首都圏でずっと生活している人間だから感じることではあるのだが、少し違和感を感じたのだった.
少し心配な高岡駅前とゆったりと時間が流れる歴史的町並み周辺
友人がまちづくりに係わっているということもあって、寄り道+一泊した高岡.駅前は中々に厳しそうな雰囲気がプンプンしていたが、まちの所々に小さくておしゃれなお店があって、単に新しい建物をカッコよく作るだけがまちづくりじゃないなと改めて感じた.まちづくりに係わる人たちもなんか楽しそうで元気だった.
壊して作るんじゃなくて直して使う.
70.80年代のRC造小規模ビルもだんだん残すか壊すかの時代になってきていると感じる.少し綺麗にして直しせばうまく使えるものもたくさんあるんだろうな.
さて、ここから金沢へ
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