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#5 心が救われた言葉

この投稿に、目を留めて頂きどうもありがとうございます☺️

私は過去に、誰かを守るためだったり、その環境の中での立場を守るために、自分の感情や考えはおさえて、「こうあるべきだ」という鎧をまとって過ごしていた期間がありました。

子どもから大人になるにつれて、周りの空気を読んで、本当の自分はこうだけど、こっちの自分でいた方がよさそうだと、そうしていくうちに、だんだん、自分が何なのか良くわからなくなる。多かれ少なかれ、そうした折り合いで社会を生きているし、それでモヤモヤしている人は少なくはないとも感じます。

モヤモヤしていた時ふと心が救われた言葉をつづります。

ーMr.Children 「名もなき詩」ー

あるがままの心で生きられぬ弱さを
誰かのせいにして過ごしてる
知らぬ間に築いてた
自分らしさの檻の中で
もがいてるなら誰だってそう
僕だってそうなんだ


名曲なので何度も聴いていましたが、初めて歌詞に共感した瞬間、衝撃でした。
特に「あるがままの心で生きられぬ弱さ」という出だし、本当に自分だ…と。自分の「あるがままの心」をずっと蓋をしていた、それに改めて気付き、誰だってそうなのか…と。

解決策が見つかったわけではないけど、自分の状態を言語化できた瞬間だったので、心が軽くなったような記憶があります。

この言葉は、当時勤務先の病院で入院していた、悩みを抱えたとある中学生に送りました。

「同じだよ、大人も子どももね」って、ただそれだけが伝えたくて。

人は誰かの言葉に救われて生きている。そんなお話でした。

ここまでお読みくださった方、本当にありがとうございました。