BEKKO歴史時代小説特集2023①
編集快調!
今日はわたしが編集しているBEKKOという文芸誌の人気別冊(去年も高評価いただきました)歴史時代小説特集号についてお話します。
目指すはおもくら時代小説
わたしは色々な作品を書いていますが、基本的には歴史時代小説書き、と自分を定義しています。
……最近、どうですか。時代小説界隈。安易な人情噺がはびこって、不幸な結末を迎える小説は歓迎されません。わたしの小説、全くウケません。
でもそんなことありますか? 今よりずっと生きにくい時代で若旦那と貧乏娘とが結ばれたり、店が繁盛したり、していたと思います?
現実には身分のなかで生きて死んでいくんです。
武士はもっと大変。名誉のために死ななくちゃいけないし、名誉のためにお金もないのに家格にあった暮らしをしなくてはならない。
そんなことを話したら、新進気鋭の歴史小説作家、早川隆さんがつけてくれたキャッチがおもくら時代小説。
重くて暗い、でも面白くてくらくらする、略しておもくら時代小説
去年、一度出して非常にご好評を得ました。今年もやります。
今手元にお願いしたすべての作品が揃いました。めちゃくちゃ面白いです。
これから編集をします。
気になる表紙は?
表紙は雑誌の顔。表紙で売上も変わってきます。
ところで時代小説の表紙、難しいのです。
時代にあったオーダーをしっかり踏まえてきちんとした考証をしつつ絵が描けるひとは、正直数が多くありません。
描けるイラストレーターさんに依頼したら、わたしは破産します。
なので、あれですよ。あれ。
ChatGPT・人・にじJourney
エブリスタ仲間でBEKKOにもアーケオロジストシリーズを書いてくださっている味志ユウジロウさん。その彼がいち早く取り組んできたのがAIを使ったAIイラスト。
作り上げた作品をご提供いただきました。
まだタイトルなどは入れていませんが原画をおみせしますねー。
すごいでしょ。
下は味志さんが作られた幻獣図鑑です。キンドルアンリミテッドご加入のかたは無料で読めます。
気になる作家さんのご紹介は、来週をお楽しみに\(^o^)/