駅ナカテレワークいろいろ
※イメージ写真はSTATION WORKのサイトからの引用です
最近、都内を中心に増えてきている個室ブース型のレンタルオフィス。電話ボックスみたいな狭いスペースに閉じこもって仕事とか世も末だと思う人もいるかもしれませんが、僕のようにお客さんのところに訪問することが多いと、移動時間の合い間を有効活用できるこういう施設はとても有用です。スタバみたいなところであまり長居すると迷惑かかりますし。
これまで僕はマクドナルドやルノアールみたいなところを出先で見つけては仕事するというスタイルでしたが、これに比べて個室ブース型のこういった施設にはいろいろメリットがあります。
・外部モニタ付のブースなら資料作りなども捗る
・電源が確保できる
・予約ができる
・エアコン効いてる
特にいいのが電源確保できることと予約ができること。作業場所を探すだけで時間が過ぎてしまうことも多いので、これは非常に便利です。コロナ禍で家でばかり仕事をしていても気が滅入る、といった場合の気分転換にもよさそうです。
僕の場合、コロナ禍でオンラインミーティングが増えたこともあって、スタバとかで声を出すのが憚られるときに短時間利用をするパターンが結構あります。そういった用途にも便利。
当然デメリットもあって、いま相場がだいたい250円/15分になっていて若干お高め。1時間作業すると1,000円。スタバのカフェラテ2杯飲んでもおつりがくる金額になってしまいます。
あとは狭さ。むしろこの狭さがいいという人もいるでしょうけど、僕はけっこう出入りに苦労しました。
それでも現状はメリットの方が大きいかなと個人的には思っています。世の中的にも受け入れられてきてるのか、この記事書いた当初からどんどん設備が増えていってる感じです。
STATION WORK(JR東日本)
僕が駅ナカのテレワーク施設の中で最初に知ったサービスです。JR東日本が運営しているだけあって登録したSuicaで入室手続きがカンタンにできたりします。駅ナカにあるので改札を出ずに移動途中でも電車を降りて使えるのがメリットですが、逆に言えばJRに乗る用事が無いと使えないというデメリットもあります。
ただ、コロナ禍で駅近のJR東日本系列ホテル「ホテルメッツ」をSTATION WORKとして利用できるサービスも始まったり、提携ホテルをどんどん増やしていってるようなので、利便性はかなり上がったように思います。
僕は実際に新宿駅のブースを使ってみましたが、個室とはいえスキマが大きく空いてるので外の音はけっこう聞こえます。なのでWebミーティングとかをすると声はダダ漏れになると思った方がいいです。
拠点の一覧
ちょっと見づらいけどこちら
2020/03/19に増えたあと、神田駅や秋葉原駅、四ツ谷駅、大崎駅、北千住駅など続々と増えていってます。
概要
・利用料:1名用 250円/15分、2名用 300円/15分
(キャンペーン期間中はそれぞれ150円/15分、200円/15分)
・会員登録:任意(予約には登録必要) → 登録はこちら
・Wi-Fi:あり
・法人利用:あり
・主な設置場所:東京駅、有楽町駅、新橋駅、高輪ゲートウェイ駅、品川駅、大崎駅、新宿駅、池袋駅、秋葉原駅、神田駅、四ツ谷駅、北千住駅、赤羽駅、立川駅、新浦安駅、西船橋駅、船橋駅、幕張本郷駅、海浜幕張駅、千葉駅、横浜駅、川口駅、武蔵浦和駅、大宮駅、いわき駅、仙台駅、ホテルメッツほか提携ホテル
テレキューブ
JR東日本のSTATION WORKと違い、静音性のあるブースが特長です。
西武や小田急、東武の駅に設置されていますが、鉄道会社がやっているサービスではないので必ずしも駅構内にあるとは限らず、新丸ビルや六本木ヒルズ、幕張メッセなどにも設置されています。利用時に会員登録は必須です。
こちらもSTATION WORK同様に普及が進んでおり、コンビニや市役所など駅以外の施設への設置にも取り組んでいるようです。また、オフィスへの導入も行っています。
実はSTATION WORKはテレキューブをベースにしているサービスだったりします。
拠点の一覧
概要
・利用料:250円/15分
・会員登録:必要 → 登録はこちら
・Wi-Fi:不明
・法人利用:あり
・主な設置場所:西武 高田馬場駅・所沢駅、小田急 経堂駅・町田駅、東武 北千住駅、幕張メッセ など
ココデスク
2020年2月に始まったサービスで、富士ゼロックスと東京メトロが共同で行っています。これもブースの遮音性がウリになっています。
拠点の一覧
概要
・利用料:250円/15分
・会員登録:必要 → 登録はこちら
・Wi-Fi:あり
・法人利用:あり
・主な設置場所:溜池山王駅、明治神宮前駅、市ヶ谷駅、後楽園駅など