【よく学ぶ#1】スモウデッドリフト初心者が最初に試すべきこと
私はもともとコンベンショナルデッドを行っていた。競技歴1年程度で170kgを引けるようになったのだが、そのあたりで軽度のギックリ腰をやってしまった。競技者人生を長くエンジョイしたいという気持ちが強くなり、腰を大切にしたいと一層思うようになった。そこで一般的に「コンベンショナルよりも腰に優しい」と言われるスモウデッドの練習に取り組むことにした。
しかしながら中々に前途多難である。2024年1月ごろから取り組んでいるものの、スモウで力を伝達させる感覚がなかなか身に付かない。現在扱える重量はコンベンショナルよりも -20~-10kg 程度である。
まだまだ試行錯誤段階ではあるものの、最近になって良い感覚を体感できるようになってきた。そこで一度、何を学び何を体感したか書き留めようと思う。
1.学び:骨格タイプ
あくまでも私の経験に基づく話であるが、スモウデッドリフトはスクワットやベンチプレス以上に骨格との相性問題が大きくフォームの千差万別さが顕著である。そこで自分の体格とスモウとの相性を調べてみることにした。Webの記事を読み漁り、個人的に読み易くしっくりきた記事を紹介しておく。
こちらの記事では腕・脚・胴体の長さや階級に応じてフォームの傾向を論じていた。向き・不向きについても論じられている。
こちらの記事では腕・脚・胴体の具体的な数値を元に向き・不向きを論じているので自分の身体に当てはめやすいと思う。ちなみに私は腕長・胴長であり、コンベンショナルもスモウも両方可であった。
2.学び:フォームの系統
動画で学習する中でイメージし易かったものを貼っておく。便宜上「踏み込み型」と「密着型」と呼称する。詳細はそれぞれの動画を参照頂きたい。
踏み込み型
踏み込み型はややコンベンショナル的な動きが含まれており、スモウの中でもミドルスタンスダルと思われる。
上手く脚に乗せて腰への負荷を下げるコツが有名トレーナー同士の会話の中で繰り広げられているので非常に勉強になった。
密着型
密着型はザ・ワイドといった感じで、身体を薄くしていくものである。
初心者がやるべきこと・やるべきでないことを簡潔にまとめてくれていて、こちらも非常に参考になった。
3.実践:どちらをやるべきか
技術の詳しい解説は上記動画を参照いただきたい。ここでは私が実践してみて、どちらの方法を取るべきか考察した結果だけ載せておく。
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