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究極のベーシックスキル30、「ビジネスマインド」編(by.コンサル1年目が学ぶこと)

どうも、しのジャッキーです。今回の記事は、以下のシリーズ記事です。

上記の記事では書籍「コンサル1年目が学ぶこと」で著者が複数名のコンサルのインタビューから抽出した業種・業界を問わず15年以上たっても通じる30の重要スキルをの一覧と、その中でも特に、自分に刺さったスキル5選を紹介しました。今回は、4つのカテゴリーがある中の9つの「ビジネスマインド」について紹介します。

ベーシックスキル30のスキルの一覧

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究極のベーシックスキル30「ビジネスマインド」

いきなりですが、8つのビジネスマインド+簡単な説明の一覧は以下です。

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以下、テキストと、簡単なコメントも書いてみます。

23. Valueを出す

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「消費者ではなく、生産者になる」
自分がやりたいことではなく、相手が求めていることをする

新事業開発の部門に、人材公募で異動する前、2011年ごろだったでしょうか。キャリアパスに悩んでいたころ、転職活動などをしているなかで、ひょんなきっかけで参加したセミナーがいわゆるネットワークビジネスのものでした。

それをきっかけにいくつか、いやな思いもしたのですが、その講演者の言っていた言葉で非常に印象に残っていることがあります。

それが「消費者から、生産者にかわる機会です。サラリーマンも、与えられる仕事を消費する、消費者です」でした。

24. しゃべらないなら会議に出るな

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会議で発言しない人は価値ゼロ。会議の出席にもコストがかかっている

とりあえず、会議に呼んでおく・呼ばれる、言ったらやらされるから思っていても言わないでおこう、そういった空気がしゃべらない会議参加者を増やしているという側面があると思います。

しゃべらない人がいる会議は、コストがかかっているというだけでなく、幸せな組織からも遠ざかっているのかもしれません。それは「予測不能の時代」を読んでそう思いました。従業員にセンサーを付けたピープル・アナリティクスのデータから、生産性の高い幸せな組織の特徴はFINEに集約されたそうです。

<幸せな組織の普遍的な特徴:FINE>
・Flat:人と人のつながりが特定の人に偏らず均等である
・Improvised:5分から10分の短い会話が高頻度
・Non-verbal:会話中に身体が同期してよく動く
・Equal:発言権が平等である

詳細は以下の記事をご参照ください

25. 「時間はお金」と認識する

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クライアントや経営者から見れば、社員の時間はお金そのもの

時は金なり、ですね。経営層に近づくにつれ、皆様、せっかちになりますよね。これについては、特に申し上げることはございません。

26. スピードと質を両立

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「Quick and Dirty」(反対語はSlow and Beauty)
時間をかけないといいものはできない、は嘘。スピードを追求すると質も上がる。方向性を決めて高速で仮説検証サイクルを回すにはQuick and Dirtyがあっている。リスクコントロールもしやすい

これは、インパクトがありました。「時間さえあれば・・・」「時間が足りません」といったことはすべて言い訳だ、と。最初に作るものはDirtyでもよい、ということであって、最終的なアウトプットがDirtyでよいとは言ってないこともポイントですね。

仮説検証サイクルを回す、については、以下のまとめで書きましたので、今回は割愛します。

27. コミットメント力を学ぶ

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がんばることをコミットしてはいけない
約束したことを必ずやり遂げてくること(=誠実さ)
コミットする対象は常に顧客。顧客起点で考え、期待値に答える(理想は超える)

この「がんばることをコミットしてはいけない」も刺さったワードです。がんばるプロセスは重要かもしれませんが、最終的には、自分が価値を提供する相手(=顧客)の期待値にこたえる、そして超えていく、こと。

そのためには、しっかりと相手の期待値を把握することも重要ですね。

また、「プロセスエコノミー」という書籍の中でも、昨今の製品自体の差別化から、そのサービスが作られていく過程(=プロセス)やその作り手の「思い」や「情熱」が差別化になっていると描かれています。「旗を立てる」ことが重要で、それはコミットメント力なのだと思います。

そうすることで、応援してくれる人やフォロワーが増え、情報も集まるようになるといいます。そういったことをオバマ大統領を誕生させた「Self Us Now」理論を紹介しています。関心のある方は、以下の記事もご参照ください。

28. 師匠を見つける

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本書のように形式知されているものはコモディティー化する。言語化できない部分は、徹底的に学ぶ(真似ぶ)しかない

本書の中では、思考術にでてくるロジックツリーも師匠を見つけて学ぶ必要があると書かれていました。私は幸い、これまで上司に恵まれて、多くの師匠を持つことができました。

2021年現在、私は39歳ですが、30歳の誕生日に当時組んでいたバンド仲間から「30代にしておきたい17のこと/本田健」という本をプレゼントしてもらいました。その本の中では、「20代ではメンターを見つけ、30代ではメンターになりなさい」と書かれていて、当時メンターすらいないと思っていた自分は「ガーン」と思ったのを覚えています。

しかし、それから9年が経って、多くのメンターを得たなと思えている今でよかったな、と思います。そして、いま、マネージャーという立場になり、遅まきながら「メンターになる」という機会に立っているんだなぁ、と思いました。

29. フォロワーシップを発揮する

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部下が発揮できるリーダーシップ。リーダーの提案をサポートするために周りを巻き込み、必要なことを考え自主的に動く。リーダー1人でムーブメントは作れない。

フォロワーシップといえば、皆さん既知とは思いますが、以下のTEDの非常に有名な動画がありますね。

コミットメント力が27番でありましたが、師匠を見つけ、師匠のいうことに「え!?」と思うようなことがあって、まずは「肯定的にとらえてみる」「面白がってみる」、そういったところからフォロワーシップは始まっていると思います。

新事業開発の仕事を始めた当初は、師匠からいろいろな無理難題(に当時は思えていた)を問いかけられながら、内心「まじで、そんなことやるの!?」と思いつつも、ここはひとつやってみようとトライしてきて、成長できた実感がとてもあります。

30. プロのチームワーク=分業

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誰が欠けても成功しない。それぞれの担当分野で全員が価値を出す

組織に属していようが、属していまいが、チームワークなくして何事もできないといってもいいのではないでしょうか。そのときに自分が提供できるValueは何なのか?自分の強みは何なのか?そういった自己認識がとても重要になるんだろうな、と改めて思いました。

「そんなものない?」と思わないで、そこはコミットメント力で「やる」と決めることが成長のサイクルを作りだし、未来の自分を作り出すのだと思います(思いたい)。

チームに関しては、私は故 瀧本哲史さんの「君に友だちはいらない」がバイブルとなっています。本書の最後のメッセージは「他人の作った、作り物の物語を消費するのではなく、自分自身の人生という脚本を書き、演じろ」でした。

ちなみに、私にとって瀧本さんは、とても重要なメンターでした。亡くなっても書籍や記憶を通して、メンターであり続けてくれています。

本シリーズのそのほかの記事

本記事で、「コンサル1年目が学ぶこと」のまとめ記事は終了です。ほかの本書のまとめ記事は以下となります。

しのジャッキーに刺さったスキル5選

「話す技術」編

「思考術」編

「デスクワーク術」編

おわりに

マネージャーの学びシリーズは以下のマガジンにストックしていますので、よかったらのぞいてみてください。

ということで「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標に更新していきます。よろしくお願いします。

しのジャッキーでした。

Twitter: shinojackie

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