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保険のはなし

ずっとよくわからなくて、実は今でもよくわからない保険のおはなし。

独身~結婚のころ

独身の頃、唯一入っていたのは郵便局の養老保険だったような気がします。
あまり保険についてよくわからず、何かに入っておいた方がいいと言われたのが入った理由だったような…。
うちは儲かってない自営業で、国民年金の手続きもよく知らずに未納してしまうような家なのに、住友生命か日本生命か、生命保険屋のおばちゃんが出入りしていた記憶があるのは、保険会社のおばちゃんの営業力が凄かったってことかなと思ったり。(もしや、国民年金を払わず住生か日生の保険契約をしていた疑惑)
今では考えられないのですが、特に意味なくよく巡回しては、いわゆる「日生のおばちゃん」が子供に風船を配ったりしていたようなおぼろげな記憶があります。(意味があったのかもしれないけれど、子供にはわからなかった)
そもそも学生の頃は国民年金の支払いをしてなくて、親に「払わなくてもいい」と言われて放置していました。
社会人になってから、自分なりに何か危機感があったのか財形貯蓄をしていたのですが、すぐに一斉解雇になったのでそれはそこで終了。
郵便局の保険はいつから入っていたのかは定かではありませんが、結婚し出産で帝王切開手術をした際に入院費が下りて嬉しかったのを憶えています。

掛け捨ての府民共済は母がかけていたので、そのうち自分でもかけるようになったのですが、いつからかけているのかは定かではありません…。

仕事でお世話になっている人からソニー生命を紹介されて、その営業さんがうちにきました。
当時、うちは母と夫と子供と私という家族構成でした。
その営業さんに私が入っている保険について、「300万円払って304万円もらうことになる保険ですよ」と言われました。逆だったかな?304万円払って300万円もらう?いずれにしろ、対して得にならないか、損をする保険だと伝えたかったのだと今は思いますが、当時は出産時の入院費が出たりしていたので、多少の損得ではない有難いものだと思って解約はしませんでした。
その時は主に夫の保険についての話をしていたと思います。
生まれた子供については、郵便局の学資保険の加入手続きをしていました。
そうそう、賃貸マンションから中古の一戸建てに引っ越した時点で、掛け捨ての火災保険にも入っていました。

この時の保険:

  • 郵便局の養老保険

  • 郵便局の学資保険

  • 府民共済の生命共済

  • 府民共済の火災共済

  • ソニー生命の自動車保険

離婚直後


離婚をして、生活が変わったので保険も変えた方がいいかもしれないと、少しだけ賢くなった私はまたソニー生命の人に相談しました。
詳細は覚えていないのですが、私に何かあった時の保障になるような保険に新たに加入したように思います。
郵便局の養老保険は解約し、その解約金で大学時代に借りていた奨学金を一括返済しました。
家のために、府民共済の火災保険に入っていたので、もしかして自分の生命共済にもこの時入っていたのかもしれません。
府民共済の生命共済には、母も私も入っていたような。掛け捨てで安かったのと、父が死んだ際にとても早く死亡保障金が出たので好印象でした。
しかし、この時に加入したソニー生命の保険は、短期間で解約することになります。

この時の保険:

  • ソニー生命の何か×2本

  • 府民共済の生命共済

  • 府民共済の火災共済

  • ソニー生命の自動車保険

当時私は家計について悩んでいました。
というか、家計管理がろくにできなくて、収入と貯金は減る一方だったので、家計についてはすでに何年も悩み続けていました。
最低限仕事はしなければならないので、そちらの方でもかなり苦労をして稼いでいたのですが、心配ないほども稼げる訳でもなく、常に悩んでいる状態でした。
当時通っていた社会人向けの有志の勉強会で家計改善のテーマがあり、その時の講師の方が無料で相談に乗るという話をしていたので、思い切って相談してみることにしました。
今思うと、その人は保険の勧誘という裏の目的があるので、家計改善相談をその営業の手段のひとつにしていたのです。
改善方法がわからないままに家計簿ソフトでかなり詳細な家計簿をつけていたので、使途不明金はほとんどありませんでした。家計簿をつけてはいたけど、そこからどう改善するのかがわからなかったのです。
そのデータを月ごとに出力しては見せて、数か月にわたって改善方法についてアドバイスをもらいました。
至極まっとうなことに、固定費は下げなくてはならないということで、以下のことを決行しました。
・家賃が安いところに引っ越し(家賃+駐車場代を下げる)
・複数持っている携帯電話やスマートフォンの契約を見直す
・サブスク的なものをやめる(ヨシケイ、フェリシモ)
・保険の見直し

保険の見直し

その人にとっては保険の見直しこそ本丸というか、一番やりたかったのはここだったでしょう。
支払う金額と保障内容を確認すべきとのことで、その時点で加入していた保険の内容を全部伝えて見てもらいました。
その時点での家族構成や生活状況から考えて、必要な保障はどのようなものかとか、月々の払い込み金額がどれくらいか、数年先までの予想と見通しなど、かなり細かくお話してもらいました。
ただ、残念なことに私の理解があまり追いつかず、結局のところその人を信用してその人言う通りに契約をやり直しました。
印象に残っていて覚えているのは、生活費の保障をするような保険は不要と言われたことです。公的な医療保険もあるので入院費や生活費については過度に心配せず、それよりは月々の払込み額があまり大きくなって家計の負担にならないように、なるべく抑えるところは抑えましょうということでした。
反対に備えるべきは子供の学費に対してで、掛け捨ての共済は私が何かあってもそのお金で子供が必要な教育を受けることができるように入っておくべきと言われました。子供が18歳に達した時点でやめればいいとも。
(実際には今でも加入したままにしています)

ソニー生命の人に相談した時、私に何かあった場合に保障できる保険をと言うとふさわしい商品を紹介されて加入したのですが、その際に現在の家計状況や将来についての展望などの話しはなく、あたかも言われたから出しましたという感じだったので、ソニー生命のその人は長く信頼してつきあっていく意味はそんなにないんじゃないかと思ったのでした。

そんなこんなで、加入して間もなかったソニー生命の保険は解約しました。
代わりに、家計相談をしていた人を通じてメットライフ生命の保険に新たに加入しました。加入手続きの際に、京都の事務所に所属しているという別の人が登場して、なんだか胡散臭いと思いました。この時に、あぁこの保険の勧誘が本当の目的だったんだなと感じたのです。
メットライフ生命で入った保険は2つあって、1つは一括払込みで1つは10年間払込み、どちらもドル建てで保険期間は終身でした。
はっきり言って、ドル建てがよかったのか悪かったのか、未だにわかっていません。ただ、利率は確実によくて、毎年送られてくる報告書のようなものを見る限り預けている分の価値が上がっていっているので特に現時点で問題は感じていません。今解約したとしても、払い込んだ額は確実に上回って返ってきます。
昨今円安ドル高なので、ドルを円に換算した時に私の死亡保険金の額が凄く高くなってびっくりしたり面白かったりでした。(死んでないので考えただけの話しですが。)
加入から10年、毎月の払込み額はドルを円換算するので同じではなくて多少ややこしかったのですが、今はそれも終わっています。
一括払込みと10年払込みの両方を併せると、子供には充分なものが残せます。また、もし余命宣告などがあれば、先に自分で出して使うことができる特約がついてます。どうしようもない時は、その保険を担保にお金を借りることができるとも聞いていますが、それはせずに何とかやれてます。

ということで、現在はメットライフ生命保険2つと、掛け捨ての共済に加入しています。共済は、自分の分と、その半額で子供の分もかけています。最初はこども共済だったのですが、子供が成人したので大人の共済の半額に自動で移行した形です。
月々の払込みは共済の分だけになっていて、負担は少ないです。
今更新たに生命保険を考える必要もないと思うので、それに関する心理的な負担はなくなりました。
がん保険とかがん特約は何もしていないのですが、今の時点ではそれはなくてもいいかと思っています。がんになるかどうかはわからないし、なってもお金ないですって高額医療を断ろうかと…(割と本気)。

母も生前私を真似てメットライフ生命に入っていたかもしれないのですが、母の死後にいろいろもめて対応して以後は記憶の彼方に消えてしまいました。

車の保険

車の保険はソニー生命です。
初めて相談をして、当時の夫の生命保険を見直した頃にソニー生命に乗り換えたのではと思います。以来、ずっとソニー生命です。
(ちなみに、JAFにも入ってます。)
その後の家計相談から車の保険以外の全契約を勝手に解除したすまない気持ちはありましたが、その手続きは郵送で済ませてしまい、車の保険についてもネットで毎年更新をしています。担当の事務所は変わらず、担当していた人がソニー生命から独立しているので、本当にドライにただ更新しています。
家計相談で保険を見直す時に、車の保険についてもお伝えしたのですが、そのままにしておくのが一番得ということで維持となりました。
車が古くて車両保険を外しているので、多分そんなに高い保険料ではないと思います。車両保険を外すと言うアドバイスはもらったような気がします。自分ではよくわからず、そんな発想はしなかったと思うので。

まとめ

保険のことは、難しい…。
自分で勉強してファイナンシャルプランナーの資格を取ってみようと思ったこともありましたが、挫折してそのままになってます。
家計相談の人の言うままにソニー生命からメットライフ生命に切り替えたけど、それがよかったのかどうかは未だによくわかっていません。特に、ドル建ての保険がよいのか悪いのかが、わからない。
でも、今の時点で保険料の払込みが終わってとても楽になったので、その1点でよかったと思っています。
どうせ保険は自分が死んだ時のためのもので、その時あれこれ考えて動くのは子供なので、もうここまでしておけばいいやという感じ。
医療保険については公的なものがあり、医療費の支払い限度額があるのを知っているので、もう特に別に何も考えなくてもいいかなと。掛け捨ての共済には入ってはいるので、入院費については多少それでカバーできます。

わからないなりにウェブで見つけた保険に関する本を読んでみたこともありますが、保険会社も商売なので、言ってくることを鵜呑みにはしない方がいいかもしれないくらいには考えるようになりました。
なった時点でもう新規で保険に入ることは全然考えなくなっている不思議な流れ…。
ということで、保険に関するおはなしは以上です。

追記

今のマンションに入居する際に、強制的に家主さん指定の火災保険に加入しています。2年ごと更新。
こちらに入る際に、それまで入っていた共済の火災保険を解約しました。

追記2

自転車保険に入ってました。
駅前の自転車屋さんがチェーン店になり、そこで1年ごとに点検と保険がセットになったサービスをやってました。そのお店で自転車を買い替えた時に入って毎年更新しています。期限前にお知らせ葉書が来るのがありがたい。

現在の保険:

  • メットライフ生命の生命保険×2本(いずれもドル建て、払込み完了、保険期間は終身)

  • 府民共済の生命共済(自分と子供)

  • ソニー生命の自動車保険

  • 火災保険(家主さん指定で強制加入)

  • 自転車保険


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