見出し画像

50代後半で野外活動ソロデビュー

 リア友さんに「ソロキャンデビューしました」と報告したところ、「どうしてまた急に?」と。「理由がいるのかな🤔」と思って、考えてみました。
 子育ても終わった海外での作家暮らしは、在宅で仕事できることもあり、散歩と買い出しぐらいしか外出することもなくて、引きこもっていると体力も脳も衰えていくばかり。運転を忘れないようにせっかく買った車(ヴィターラ/邦名エスクード)も、乗ろうとするたびにバッテリーが上がってしまうほど、運転しないまま一年が過ぎようとして…😓
 その時、街中でジムニーが走っていくのを見かけました。
 軽自動車(660ccエンジン)というカテゴリーは日本独特のもので、こちらではどんなに小さな車でも1200ccはあります。だからジムニーがニュージーランドに輸入されていたことは知りませんでした。聞けば、ジムニーは海外でも人気で、かなり以前から1500ccの日本国外仕様のジムニーシエラなどが海外のスズキ工場で作られていたんですね。
 私が引きこもっていて気づかなかったのもありますが、最近とみにブームなようで、たくさん見かけるようになった上に、中古の値段も新車と変わらない。しかも、エンジンサイズ以外は伝統的なジムニーの基本設計にほとんど変化がないもよう。
 私、日本にいたころはジムニーのファンだったんですよ。予算の関係でアルトになったんですけど😓いつかは欲しいなと思っていたことを思い出しました。
 でYouTubeでスズキジムニーの動画を見ているうちに、4WDとか、車中泊とか、キャンプとか……楽しそうだなぁ、と思うようになりました。
 まあ、3万NZドル超えのジムニーを買えるような経済力はないのですが、ヴィターラも4WDですし、座席がフルフラットにはならないため車中泊はできませんが、他のことはできそうだな、と。もともと歩くのは好きで、健康対策の散歩やウォーキングだけでなく、もっと山野に出てハイキングの足にするためにヴィターラを利用すべきかと。
 そこで👍
 車中カフェのYouTube動画に啓発されて「車中オフィス」から始めました。
 景色のいいところで執筆とか、校正作業とか、ワーキングピクニックの可能な作家業。

町外れの橋の下駐車場に猫も道連れ
車中ランチ
街の歴史遺産 橋の遺跡

 これは楽しい。めちゃくちゃ楽しい。

Lower Manorburn Dam 
Alexandra River Track

これは癖になります。

Conroys Dam 黒鳥?
Conroys Dam
Conroys Dam picnic
ピクニックギア+仕事道具
病みつきになってまう😅


 もともと、アウトドアは好きだったんです。
 独身当事は自動二輪免許をとってオフロードバイクツーリングによく行きました。スキーもひとりで毎週のように自分で雪道を運転して山に通っていました。
 結婚してからは、夫がアウトドアスポーツ(スノボ、スキー、マウンテンバイク、ローラーブレード、スケボー、カヤック、ハンティング、4WD、キャンピング)に人生を懸けていた人なこともあり、子育て中はスキーの他にもキャンピングやマウンテンバイクを楽しんでいました。
 そして、現在。子育て終了前後に作家デビューしたこともあり、10年近くも引きこもりがちになった結果、体力筋力集中力が衰える一方。夫や子どもたちとは体力差があり過ぎてついていけず、かつてのように遊べなくなってしまいまいました。

Alexandra from the Clock Hill lookout
Graveyard gully, Lake Roxburgh Walkway

 だから、自分のペースでアウトドアを楽しもうと思ったわけです。
  アウトドア天国のニュージーランド。歩き回る場所には事欠かず。ウォーキングからハイキング、そして4WDとキャンピングへと沼の深みにハマり込むのに時間はかかりませんでした。😅 
 何歳になっても健康な現役作家でいるためにも、体力作りと刺激ある日常と非日常のオンオフは大切……つか。ひとりで野山をうろついたり、ボーッとしたり、戸外で料理や食事をして、川のせせらぎを聴きつつ満天の星の下で眠り、鳥の声と朝露に目覚めるのは、それはそれは楽しい遊びなのだと再認識しました。

次回、ソロキャンデビュー

おまけ
 室内散策ヴァーチャルウォーキング

10分足踏みのおともにどうぞ


いいなと思ったら応援しよう!

篠原悠希(小説家)
よろしければサポートお願いします。いただいたサポートは文芸関連のイベント費用、取材費などに充てさせていただきます。🙇‍♀️