見出し画像

新刊「霊獣紀 鳳雛の書・上」発売日

久しぶりの新作です。
既刊の「霊獣紀 蛟龍の書」と時代が重なっていて、蛟の翠鱗が長安で楽しく(?)お仕事をしていたころ、シリーズを通しての主役である麒麟の一角が何をしていたのか、というところからお話は始まります。
天命を受けたばかりの紫鸞と巡り会う一方で、人間サイドの主人公はまだ生まれてもいない(^◇^;)
タイトルが「霊獣紀」なので、人界の覇権争いの外側で、霊獣サイドの話も進んでいきます。増えていく新しい仲間と、ときどき交わる人と獣の世界。
霊獣はどこからくるのか、どうして人界とかかわるのか。
一角が手探りで世界のありようと自身の生き方を探し求めていくその周囲で、世界も人間の歴史も絶えず変化してゆく。
そんなお話です。
地上に生きる霊獣の子孫たちは、まだどこかの山の中にいるのかもしれない。

よろしければサポートお願いします。いただいたサポートは文芸関連のイベント費用、取材費などに充てさせていただきます。🙇‍♀️