車いすユーザーの愛情表現

好きな人に愛情表現するには
目を合わせる
微笑む
手をつなぐ
抱きしめる
愛を語る
頭をなでる
キスをする
等々色々あります
私はとある福祉番組で車いすユーザーの愛情表現を知りました

大阪在住の彼は車いすユーザーで彼女は脳性麻痺の障害がある
二人は介護士に車いすと電動車いすを押してもらってデートをする
二人だけでデートをするのは介助や安全面の事を考えて難しい
デート中の会話やデートの遊び先もついてきて
二人きりでまったりすることがなさそう
きっと彼と彼女の二人は愛がこみ上げてきていると思う
そんな二人は人目がある中でも一瞬一瞬をこみ上げる愛で一杯にときめいて過ごしてる模様
デートをする時間も介助の制度の決まりでごく短く限られている
そんなままならないデートの中
少し離れている彼の車いすと彼女の電動車いすの間に
彼がさっと手を伸ばして彼女のほっぺを指で撫でてる
デート中もしきりに彼は彼女の顔に手を伸ばしてほっぺを指で撫でる
あ！これはきっとキスのような愛情表現なんだな
と私は何となく感じました
車いすと電動車いすは機械同士で車いすを押している人もいて
二人がくっついて歩くこともできないから
なんとかして彼は彼女に触れたいのでこうやってしてるんだなと
分かりました
ほっぺを指で撫でるのは体が自由に動くカップルにとっては
何気ない愛情表現だったりスキンシップだったりしても
車いすユーザーの彼にとってはとても濃密な愛情表現のよう
障害でハグもキスも簡単にはできるわけでは無いので
思いを込めてしきりに彼女のほっぺを指で撫でて彼はすべての愛を注ぐ
そして彼は彼女に可愛い可愛いと声をかける
彼が彼女の頬を指で撫でる愛情表現の意味をある程度感じている自分にとってその風景は濃密で胸が熱くなるものでした