トップノコトバ #4 高橋 敦司 氏 株式会社ジェイアール東日本企画 常務取締役CDO
組織を率い、数々の修羅場を経験し、成功を積み上げてきたトップの言葉。
日々成長を願うビジネスパーソン、 これからの日本を背負う若い世代、 激動の人生を生き抜くための ヒントを得たい全ての人たちに贈る トップノコトバ
第四回目のゲストは、ジェイアール東日本企画 常務取締役CDOの高橋 敦司さん。
高橋さんのこれまでの軌跡、チャレンジ、苦悩、成功、コトバ、是非ご覧ください。
チャプター :
00:00 イントロ
01:22 高橋敦司さんのこれまでの歩み
06:32 地域創生に深く関わることになった経緯
08:22 コトバの重要さとリーダーの振る舞い
16:03 どんなコトバが響いてきたか
21:26 コトバを伝える・コトバが伝わる
24:39 コミュニケーションの秘訣
27:12 どんなコトバを拠り所にチームを率いてきた
30:52 組織全体へどんなコトバをかけてきたか
37:48 高橋常務の座右の曲、必聴！！
44:22 高橋敦司さんのトップノコトバ！
49:10 エンディング
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ココロとことば
私たちは日々何気なく毎日「言葉」を交わしています。言葉は時として「武器」になります。それは、不用意に人を傷つける武器であることもあれば、人の心を打ちその人の何かを変える「武器」であったりもします。どんな時に言葉は人を傷つけ、そしてどんな時に人の心を打つのでしょうか。考えてみてください。
不用意に発せられた言葉、思いつきで出た言葉、とりあえず口からついて出た言葉、「何故そんなこと言うの？」かが判らない言葉、間接的に伝わってきた言葉。これらの言葉の多くは、人を傷つけることが多いはずです。これらはみな「心無い言葉」ですね。
大切な人に自分の思いを伝えた時の事を思い出してください。例えボキャブラリーがどんなに乏しくても、一生懸命自分の思いを伝えようとあれこれ考え、時間と場所を選んで、そして少しだけ頭の中では練習もしたはずです。気持ちを誤解されたら意味が無いのですから。
用意したことば、思いつきで無いことば。「こういうことを伝えたい」という気持ちが伝わってくることば。そして決して人の口を通じて伝えられることの無い、自分自身が直接伝えることば。このことばたちはみな、自分の気持ち、「ココロ」を伝えるために発せられるものです。
「ココロ」を伝えるための「ことば」。私たちはいつも言葉を使いながら仕事をしています。その仕事の中で使う言葉は、常にその「ココロ」を伝えるための「ことば」でなければならないのです。大切な人に自分の思いを伝える時のように。そう例えれば、大事なのは、「ことば」の前に伝えるべき「ココロ」は何であるかを知ることだということに、当然のように気づくはずです。そしてそれだけでなく、いつどこでどういう形で伝えるか、という「シチュエーション」も結構大事だったりすることにも、当然のように気づくはずです。
毎日の仕事の中で、例えば１枚の紙に書いてあることを、あなたはどうやって伝えようと考えていますか。現場を通じてお客さまへ伝えたい情報を、あなたはどうやってお客さまにまで伝えようと考えていますか。あるいは部下に、上司に、私たちの内なるお客さまである立場の違う仕事をしている人々に。
それより前に、そもそも「どうすれば伝わるか」を考えているでしょうか。
あるいは、そもそも、伝えようと思っていますか？ まさか････
©Atsushi Takahashi
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高橋 敦司 さんプロフィール
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株式会社ジェイアール東日本企画
常務取締役 チーフ・デジタル・オフィサー（CDO)
ソーシャルビジネス・地域創生本部長
1989年東日本旅客鉄道（JR東日本）入社。
本社営業部旅行業課長、千葉支社営業部長等を歴任後、
2009年びゅうトラベルサービス代表取締役社長に就任。
（現・JR東日本びゅうツーリズム＆セールス）
2013年JR東日本本社営業部次長、同担当部長を経て、2017年6月より現職。
（一社）日本旅行業協会広報委員長、日本広告業協会ビジネス統括委員会委員
東京都観光事業審議会、同ブランド推進会議、とやま未来創造県民会議委員、
福井県新観光ビジョン策定委員、福井市新観光戦略策定委員 など観光や地域創生に関わる公職経験多数。週刊トラベルジャーナル・コラム「視座」連載中
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