2016-2017 ハワイの高校サッカーシーズン
久しぶりの更新です。
今は、ハワイの高校サッカーのシーズン真っ盛り。とは言っても,ハワイの高校生たちのサッカーシーズンは、わずか3か月ほど。このリーグ戦が終わると1週間空いて、オアフ島のトーナメントが始まるのです。
怪獣君の高校は、オアフ島東地区のトップ。先日の火曜日の試合は、2位のチームと直接対決、それも、昔ながらのライバル校。そりゃ~燃えるよね。記事によると、200人以上のギャラリーがいたらしい。負ければ当然1位と2位が逆転するから落とせない試合でもありました。
結果から言うと、勝ちました!
怪獣君は、コーナーキックから直接ゴールインさせ、その後のもう一つのコーナーキックをチームメイトに合わせるアシスト。その日のトップ写真にもなりました。
シュートが入ったということもすごいけど、彼の精神力、リーダーシップに私は、非常に感激しました。どうしてもサッカーは、点数を入れたことにだけ集中しがちだけど、チームスポーツであることと、精神力のタフさ、駆け引き、リーダーシップは、その陰に隠れてしまうことが多いように感じます。そんな風に彼を育ててくれた、歴代のコーチたちに、感謝です。それは、学校のコーチというよりも、かれこれ10年ほど所属しているクラブチームのコーチです。
怪獣君は、本来は、チームキャプテンがやるべき、審判との交渉(何度チームメイトのイエローカードを引っ込めさせたか!) チームメイトたちのコントロール、そして、セルフィッシュではないプレイ。これらを、誰に言われるわけでもなくやってのけたのです。
試合終了後、相手チームのコーチから、ほめてもらったり、知らない父兄が近寄ってきて、
”よくやったね、ありがとう。そして、君の自分勝手ではないプレイに感謝だよ”
何て言われたらしい。
私は、それだけで、うれしい気持ちになったよ。
これからもたくさんっやってくるだろうチームの危機を救うべく、縁の下の力持ちになれることは、素晴らしい。
”誰かが、そんな僕のプレイを見ててくれたことがうれしかったよ”
と、怪獣君が言った。彼の指さした向こうには、サイドラインにいたチームを指さしていたそうだ。
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