(1)怪獣君がハワイでサッカーを4歳で始めた

私には、現在16歳の息子がいる。ハワイの公立高校2年生だ。ハワイの高校は4年制。高校サッカーは後2年プレイできる。

ハワイのサッカー人口は、野球を抜いて今や一番だろう。もちろん、少年野球チームもあり、アメリカ国内でも、1番になったりするほど強豪チームを作っている。しかし、底辺は、サッカーのほうが広い。

サッカーは、止める、ける、パスする、の3つができれば小さい子供でもできるので、手軽にできるチームスポーツとして人気がある。

そして、小さいうちには、技術と火よりもとにかく楽しく!をモットーに近所のお父さんがコーチになったりする、AYSOと呼ばれる地域型サッカーチームに属している子供が多い。自分の住んでいる家の近くの公園で練習をし試合もあるので、便利で、家族で応援しちゃったりするのもアメリカらしい。

我が家の怪獣君も、4歳で、このAYSO(Play Soccerの略)のチームに入り、友達とのサッカーを始めた。とにかくボールを追いかけ、けり、ゴールする、これだけ。

その時のコーチはチームメイトのパパ。今でも交流がある。こうやって地域密着型チームで3期ほどプレイした。

そのころ、一つ年上の女の子を持つパパから、彼女が入った、サッカークラブを進められ、そこの子供チームに入る。そこでも同じように、楽しくサッカーすることが目標。

基本的に教えられたのは、ボールを芯でとらえるけり方のみ。

その後、2シーズンほどプレイして、本格的な、HYSAのチームへ入ることになる。


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