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J-popに染まった人間のジャズ入門

日本に生まれ、J-popを聴いて育つと
サビのない音楽、歌のない音楽などを
好き好んで聴くことは少ないと思います。

しかし、人生で一度か二度くらいは
ジャズを聴いてみようと思い立ち
「何が一番有名なんだ?」と検索をして
マイルス・デイヴィスのカインド・オブ・ブルーに辿り着き
「うん。わからん!」と匙を投げるように
ジャズを諦めてしまった方が殆どでしょう。

私もその内の一人でした。
初めて意識的に聴いたジャズがSo What
9分間に及ぶアドリブの良さが理解できず
ジャズの高い敷居から転がり落ちました。

そんな私は今でもカインド・オブ・ブルーは好んで聴きません。
でも、ジャズはカインド・オブ・ブルーだけではありません。

あ、音楽の批評をする気はありません。
これから、キャッチーなジャズを紹介するのみです。

とりあえず続きはこのアルバムをサブスクで流しながら聴いてみてください。

・ Blue's Moods / ブルーミッチェル

一曲目のI'll Close My Eyes
トランペットめっちゃキャッチーじゃないですか?

ジャズは曲中に、テーマと呼ばれるサビのようなパートが最初と最後で2回あります。
そのテーマがすごくキャッチーで、テーマ以外のアドリブ部分も
鼻歌歌えそうなくらい心地よいメロディラインに感じます。
このアルバムは他の曲も同じくらい聴きやすいと思います。
朝でも夜でもどんな気分の時でも流せて一番お気に入りのアルバムです。

・ Study In Brown / クリフォード・ブラウン

Take The "A" Train(A列車で行こう)や
Cherokee(チェロキー)など
ジャズといえば!という有名曲が入ったアルバムですが
個人的には Lands End と Swingin' がカッコ良すぎる。
先ほどの Blue's Moods はゆったりとして、かつ聴いてて踊れる感じなのですが
Study In Brown は音圧がある感じがします。音でかい!って感じ。

・ Blue Train / ジョン・コルトレーン

とりあえず Moment's Notice を聴いてくれや。
とにかく Moment's Notice 1曲で良いので聴いてみてくれ。
めっちゃ良いです。
この曲に中学生の時に出会ってたら、おそらく私はサックスを買ってもらって
ジャズ少年になってたと思います。

・ Solo Monk / セロニアス・モンク

ピアノソロです。弾む鍵盤の音を聴いて、勝手に頭が揺れる。
聴いていて心も弾みます。テンションが上がる。
Thelonious Alone In San Francisco というライブ音源の
Everything Happens To Me もすごく好き。なのでモンク気になったら聴いてみて欲しい。

・ On Time / デイヴ・ブルーベック

おしゃれすぎるー!!!
初めてこの曲を聴いた時、この曲だけを永遠とリピートしてしまった。
聴いたことある人も多いかもしれませんが、この曲知らずにジャズよくわからないは損なので、紹介しました。
このおしゃれすぎるサックスを吹いているポール・デスモンドはキャッチーなフレーズを作る天才なので、Take Fiveに惚れたらポール・デスモンドの音源をチェックです。

・ Off To The Races / ドナルド・バード

Lover come back to me(恋人よ我に帰れ)を聴いてみてください。
最初のテーマ聴いて良いと思わなかったら、もう停止でオッケーです。
切ないタイトルなのに、曲がはじまった途端、良い!!!ってテンション上がるはず。

ここまで聴いて良いと思えなかった人!
最後にこれだけ聴いてって!(悪あがき) 以下、曲名 / アーティスト名
・Midnight Blue / ケニー・バレル
・Autumn Leaves / チェット・ベイカー
・Let's get Lost / チェット・ベイカー
・Moanin' / アート・ブレイキー
・Cheese Cake / デクスター・ゴードン
・Just Friends / ソニー・スティット
・Waltz for Debby / ビル・エヴァンス・トリオ
・Fly Me To The Moon / フランク・シナトラ

以上、ジャズにわかファンがオススメするキャッチーなジャズでした。
もちろんこれ以外もたくさんキャッチーで聴きやすい曲はあります!
とりあえずテーマだけ聴いて合わなければ他〜って探しても良いかもしれません。
それか他にオススメあるか聞いてくれたらお答えするします。
















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