二重行政とは何か
副首都推進局に「大阪府知事・大阪市長の言う二重行政とは何か」開示請求したところ、公式見解のような資料が出てきました。
…これが「二重行政」なら、「役割分担を明確にしようね」で終わるような話ですが。
続いて『 特別区制度(いわゆる「大阪都構想」)の意義・効果【二重行政の解消編】』 29ページあるのでPDFのままで。DLお願いします。
特に「P2をご参照ください」と言われましたが。スライド3枚目の年表かな?これと言って特筆すべき点があるようには見受けられません。
経験的に、スライド形式の資料を出された場合は、よくある会議資料と言うか「画期的効果!」とか「最適化!」とかふわっとした言葉で「素晴らしいでしょ?」って主張してるだけの場合が多いです。
この資料も、メトロとかてんしばとか大阪城公園とか…「いつもの」ご自慢が並んでます。
しかし公式資料だけあって、いろんな問い合わせにこの資料で回答されることも多いようで。維新の議員さんもこの資料内の図を使ってツイートしたりしてました。そういう意味で何かの参考になれば。
最後に2020年8月25日の委員会議事録(抜粋)。はっきり言って、なんで出してきたのか分かりません。
「いわゆる二重行政の解消に関する協議を行ってまいりました」と言われましても。
そうですか、としか。
そもそもは松井市長が「2011年から二重行政はない」とか言い出したのを受けて「どういう意味で言ってるのか」の確認の主旨だと、担当者にも電話口で伝えたのですが。
資料受領後に再度「市長が“ない”って言った件についての見解を知りたい」と言ったんですが、なしの礫なので、追加で開示請求し直しました。
『 松井市長が“二重行政はない”と発言した件について、副首都推進局と意識の擦り合わせや調整をした形跡の分かる一切の文書 』
住民投票までに出てきてくれるといいんですが。