あの有名な山本五十六の言葉
税理士のシノダです。
やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ
あの有名な山本五十六の言葉です。
上の立場の人がやりがちなのが、
自分のことを棚に上げて部下に「やれ!」
と命令すること。
部下からすれば、(なんだよ、お前やってないじゃないか)
というのが本音でしょう。
最近私が社内で言っているのが、
「報告がない!」
ということ。
これまでの私の経営スタイルは、社員を信じて任せるというものでした。
しかし、最近お客様とお話をしているときに
「あれ?担当から報告受けてませんか?」
ということが立て続けに発生しました。
信じて任せるというのは、聞こえはいいですが、悪く言えばメンバーを放任していたと言うこともできます。
そこで最近は、あれやこれやとこちらから色んな情報発信をしたり、以前よりも疑問に思うことをどんどん聞いていくようにしました。
こういう私の変化に対して、メンバー一人一人の意見としては、「放任してもらえた昔の方が良かった」という意見もあれば、
「リーダーがしっかり言ってくれるようになって良くなった」という意見もあります。
全員の意見をまともに聞いていたら結局何も前に進むことはできませんから、全員の意見を聞いたうえで、決めるのは私。リーダーはこうあるべきだと思っています。
私のリーダーシップやマネジメントは私らしさを打ち出していかないと、影響力を発揮できませんし、責任もとれません。
まさか、「部下がやった方がいいって言ったから、その意見を吸い上げてやったんだけど、結局失敗した。やっぱり部下の意見を聞くんじゃなかった。この失敗の責任は部下だ。おれは意見を吸い上げてやってやっただけだ。」なんてダサい言い訳をするリーダーになんか絶対なりたくありません。
最近本当に意識してメンバーから報告してもらうために私がしていることは、私からの報告をきっちりメンバーにすること。
こちらからの情報共有の発信をしっかりするということです。
自我自賛になってしまい大変恐縮ですが、私の報告書の内容はなかなかハイクオリティだと思います。(だって毎日数えきれない報告を受けてますし、いい報告がどんな報告か、知ってますもの。)
自分が欲しいレベルの報告をメンバーに逆にしてあげることで、
「あぁ、こんな報告できるといいんだな。」ということを認識してもらえてたら嬉しいんです。伝わってるかなぁ。
最近はこの方法を使ってメンバーからの報告の内容がちょっとずつ充実してきていることを感じているので、嬉しい限りです。
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