生足とキャミソールと私
アラサーが生足だと痛いらしい。って、なんか変な文章ですね。「痛い人」って字面は目に厳しいですね。
こういう話を聞いたときには、イタリアの先輩達の姿を思い浮かべ、「へーそうなんだー」と聞き流すことにしている。「体型が・・・」とか「みっともない」とか「恥ずかしい」とか言ってる人たちは、夏のヨーロッパの海辺へ行って欲しい。細い太い・若い年寄り・女性男性トランス・健康な人病気の人・ありとあらゆる体型・年齢の人が「余すところなく太陽を吸収してやるもんね!」と最小限の水着でゴロゴロ・だらだらしている。
明るい太陽の下で、好きな色の好きな形の服を着る喜び。
それに対して、「似合って無い」だの「痛い」だの言いたいなら言っていればいい。わたしは楽しむ側にまわることに決めたから、もうそっちには入らない。
「若者ファッションにケチをつけない」(←自分も大概な格好をしていたから)、「女子・男子力高めを妬まない」も同様だ。お尻が出るくらいのジーンズを履いていようと好きにすればいい。って、これは別にコメントを全くしないわけでなく。良いと思えば良いと伝えるし、好きじゃないと思えば黙っているだけだ。
話がそれる?けど。服のセンスに対してのイタリア人のコメントは辛辣だ。「あの服は似合ってない」とか「趣味が悪い」とか平気で言う。ただ、身体的な特徴についてはあまり言わない。
デブとかハゲとかババアとか身体的な特徴については日本人の方辛口だと感じることが多い。(日本の子どもは「ハゲーさーん」とか「でぶー」とか面と向かって言っても、それが親しさの表現として笑って許されるんだな、という出来事が最近あった。どうしても嫌だなと思ってしまう。それに笑って答えられるほど人間ができてない。)
話がそれてしまった。服装の話だ。
だからといって、日本でもタンクトップにショートパンツで過ごしているか?と聞かれたら答えは「いいえ。着ていません」だ。
気候にあった服というのがある。
イタリアの乾燥した夏は、露出が多くても細身のジーンズ(暑いけど)も大丈夫。なぜなら、汗をあまりかかないから。服が汗でビチョッとくっつく感じはイタリアではあまりない。
一方、日本の夏はある程度、覆ったほうが過ごしやすい(加齢のせいか?)と思っている。これは私の経験則。
日本の夏の嫌なところである、
・汗かいて気持ち悪い
・クーラー効きすぎて寒い(イタリアはあまりクーラーがない。)
この両方に対応するにはサザエさんの波平さんスタイル(ちぢみのシャツにステテコ)がベストだと思っている。半ズボンだと、汗かいた太ももとか膝の裏とかが椅子にあたって気持ち悪い。ノースリーブは着るけど、タンクトップになるとクーラーが肩に寒い。浴衣は個人的に却下。中で太ももが擦れ合って気持ち悪いし、着る習慣がない。
ま、好きな服を着て本人が快適に過ごしているんだから それで良いんじゃない?ということでした。
まとまらずに終わる
おわり