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悪いおばさんはどこへでも行ける
いつの間にか、おばさんと呼ばれるのが平気になっている。それどころか、自分でも名乗っちゃう。
20代の終わり、30代のはじめくらいまでは、「まだ、おばさんじゃないんですけど!」と思っていた。それが、なんかいつのまに平気になった。なんていうか、ただの呼び名じゃんってなったのだ。「氏」みたいな。
お姉さんとおばあさんの間は長い。おばあさんが80代とすると、40代からおばさんとしても、短くても40年くらいのおばさん期がある。そのおばさんを蔑称みたいに言われるのが癪に障るなと思ったのだ。
若いっていうのは、男女問わず生き物として綺麗だなーって。思う。なんていうか、エネルギーが高い。瞬発力。そういうの、なくなる。でも、全然平気。
ある程度の年齢で、ある種の服を着ると「若作り」と言われ。山を超え谷を超え、お婆さんになってから、また着ると「個性的でかわいい!!」と言われ。おいおい、知らんがな。おばさんは好きな服を着るよ。刈り上げもしたし。
残念だな。私はおばさんの私が好きで、おばさんの友だちも好きだ。もちろん、若い友だちも好きだ。
いや、ほんとおばさんであるのは楽しい。徹夜以外、なんでもできるなって思う。なんたって、思った以上に簡単に太れるんですよ!
あと、「○○おじさん」と言う名称には、なんだかぶりっこ感が漂うのに、「○○おばさん」というと、「あ・・すみません」みたいになるのも面白いですね。同じはずなのに。
おばさん万歳と言う話でした。
まとまらない終わり。