キングオブコントどぶろっく優勝おめでとう!
キングオブコント2019どぶろっく優勝おめでとう!!!!
マジで嘘みたいなタイトルだな、これ。笑
二人の動画だけでも見てください!ものすげー面白いんです。面白いし、素敵すぎるメロディーライン。かっこいいビジュアル。とりあえず好きな歌を二本貼ります。
あるある下ネタ(そんなジャンルはない)と、おしゃれな歌
以下はただのどぶろっくファンの記録なので、気をつけて読んでください。変なテンションで書いちゃいました。
どぶろっくが決勝に決まった時から、息がつまるような緊張感が半端じゃなかった。緊張した二人の出番前の姿に、なぜか感動した。グッときた。めちゃくちゃに面白くて、実力もあるのに、下ネタで、歌ネタであるという理由だけで、いろんな賞レースを逃してきた二人の姿を見ていた。「面白い」が芸人の目標なら、その手段はジャンルによらずに評価するべきなのに。
とにかく、ミスってもいいから、歌詞がとんでもいいから、楽しくやってほしいと願った。そう思ってしまうぐらい、森くんの顔は緊張しているように見えた。もう十分に爪痕は残した。もう大丈夫だから。そう思った。
ネタが始まると、出てきたのは木こり。これは、、!!!覚悟を決めた。
1本目を思いっきり前振りにした、「大きなイチモツ」。江口さんの渋く伸びる歌声が胸にストンと入る。
こんなデカイ大会でギリギリのギリギリを攻めるネタ選び。頭によぎるのはいつかのにゃんこスター。でも、どぶろっくの戦い方は違った。にゃんこスターは十分なネタ数がなかった中での決勝。どぶろっくは最初からこの勝ち方を見ていた。二本併せて一本のネタだった。いわば上下巻。このネタ、見れば見るほどいいネタになっていく。
歌ネタ、下ネタをひたすらに続けてきた二人。よくミュージカルというシステムを見つけた。大発明。ミュージカルというこれまでお笑いに組み込まれてこなかったジャンルを扱ってスイングした分、題材はベタに童話。このバランス感覚が素晴らしい。
そして2本目にそっと挟まれた「神なのにシモに囚われてる」。この絶妙なくだらなさが良い。どぶろっくらしさが存分に出た2本目。
痺れた。表現系はあくまで下ネタやくだらなさなのに、その底にはお笑いへの情熱と確かな実力が潜んでいる。好きなお笑いを、思いっきりやってきたからこそ、自分を卑下することなく、大舞台で堂々と披露する。
にしてもこのネタ選びは狂っている。この狂い方は、R-1にハリウッドザコシショウが出てきた時の高揚感に似ている。ザコシショウもR-1予選で毎年大爆笑を巻き起こしながらも、決勝に行けなかった。それが決勝に出た瞬間、圧倒的な笑いの力で優勝した。これまでの大会が霞むぐらいウケた。ザコシたった一人のための大会だった。スタイルを突き通したザコシ。ザコシには優勝が見えていた。
同じように、どぶろっくも、優勝を見ていた。
けれど、審査員はどう見るのだろう。
審査員の評価が出て、どぶろっくの狂いに狂ったネタが、観客を、審査員を狂わせたんだと知った。胸が高鳴った。部屋で一人で叫んだ。
圧倒的な笑いの力を前に、純粋な面白さを前に、ただただ爆笑して、嬉しかった。優勝後の江口さんの涙。グッときた。
マジでこれからまた売れてくれ〜〜もっと二人のお笑いが見たいんじゃ〜〜
そしてアルバムを出してくれー!これまでのyoutubeで上がっているやつを厚めにお願いします!!!
ちなみに、Amazon prime musicなどのサブスクでもどぶろっく、どぶろっかーずのこれまでのアルバム聞けます!良いのあるよ!
五階建てマンションの三階のベランダから
ご近所迷惑にならぬ程度の雄叫びをあげる
こんな最高のパンチラインあります。よくこれをベランダで歌う。男のやるせなさを真っ直ぐに歌いきった中年男性向けのバラード。これまでにそんな曲あったか?中年男性向けのバラード。
とにかく最高です。どぶろっく。優勝してくれてありがとう。そしておめでとう!!