テラスハウスTokyo2019−2020②

るか。

もう一番好き。外見と内面に欠点無し。こんなに完璧な男がまだ20歳。テラハに出てくれて本当にありがとう。

過去の自分のつぶやきを元に、るかとその周辺についてまとめてみます。最初から一番好きだけど、これまであまり呟いてなかったみたい。料理事件以降、ちょこちょこと呟いています。

料理や知識なんてものは長く生きれば自然と身につく。相手を気遣う優しさは、子供心にしか根付かない。本当良い家に産まれたよ。るか。
夢に向かう速度は一人一人違う。男と女でも、夢に挑むタイムリミットが違う。何をするか悩むより、何かをして悩んだほうがいいという女性陣のアドバイスも正しいと思うけれど、大学に行ってればまだまだ三年生。今はたくさんの人に出会うことが大事だよ。自分が好きなことをのびのびやろう。未来のためにそういう時間が必要になる。
ゆっくり行こう、るか。(2019/08/11)
るかは人に囲まれて、その視線が自分に向いていると、思考が止まってしまうのかもしれない。これは経験で慣れる。自分を見失わないで、自分の武器を見つめて。ジャニーズを超えのルックス、1対1のコミュニケーション能力の高さ、優しさ、若さ。これからどんなスターにでもなれる。(2019/08/14)

Marvelのヒーローになりたいと夢を話す、るか。地に足つけて働いている人から見れば、大それた夢に感じるのかもしれない。大きい夢に対して、準備をろくにしていないるかに対して、思わずアドバイスしたくなるのも分かる。

でも、るかは大学行っていたらまだまだ3年生よ。あの頃って僕たち何をしていた?就活?試験勉強?夢に向かって進んでいたっけ?

就活なんて周りがやるから、先生に言われたから、なんとなくそういうもんだと思っていたからやっていただけで、講義の延長線上にあるものでしかなかったんよな。その時って「自分が本当に何をしたいか」なんて考えようとはしていなくて、とりあえずその波に乗ってしまえば面倒なことを考えずに済むと思ってぼんやりと過ごしていたわけで。自分の思考に蓋して、「御社の業務内容に興味があり・・・」なんて大嘘書いて。モラトリアムの期間をあまり悩まずに、ただ毎日が楽しければ良かっただけじゃん。

自分が社会人になると、周りにすごい人はたくさんいて、その人の学生時代のエピソードなんて聞いてしまうと、過去の自分は何をやっていたんだって後悔して、まだ学生している後輩に「学生のうちに色々とやりな」なんて偉そうにアドバイスしちゃうのよ。けど自分が学生時代に戻れたところで、やっぱり毎日をどう楽しく過ごすかしか考えないことも明らかなわけで。

それから社会人になって何年も過ぎて、仕事も覚えて、優秀そうだった同期のあいつともそんなに距離が離れていないことを知ると、妙に安心しちゃったりして、年の離れた後輩に「学生を思う存分楽しめ〜」なんて無責任なエールを送っちゃう。でもその言葉の裏には、学生時代の経験が仕事で役に立つ日が来るってことを学んじゃったからという意味合いもあって。

かおりやはるかはその両者のちょうど間にいるんだと思う。夢に対して誠実に努力してきたはずなのに、うまくブレイクせず、同期だったあの子は華々しい舞台で活躍していて。その子と自分を比較して、過去を振り返ると、あの寄り道はしなかった方が良かったんじゃないかな、とか色々な後悔が湧き出しちゃう。その後悔を元にアドバイスをするから、夢に対して「意味のある」「寄り道しない」アプローチを勧めてしまう。

それも正しい。けれど、かおりやはるかがこれから何か成功を収めた時に、過去の自分を振り返って、「あの寄り道は無駄だった」なんて思うだろうか。全ての表現には、表現者の人生が反映される。自分にしかない個性を磨くには、周囲と同じ苦労をするよりも、周囲と異なる寄り道をするしかない。

個性はないがクロッキーのうまい画家と、個性的だが絵が下手な画家

個性はないが滑舌やセリフ覚えのいい役者と、個性的だが舞台慣れしていない役者

個性はないがカラオケで100点を取れる歌手と、個性的だが音痴な歌手

僕らが見てみたいのはどっちだろう。絵や演技は練習すればいくらでも克服できる。料理だって同じで、自炊する回数が増えれば自然と身につく。

るかは、練習で身につくようなものではない「個性」をいくつも持っている。だから、その個性を大事にしながら、これからたくさんの人たちに出会ってほしいと願う。このテラスハウスをきっかけに、きっとMarvel関連の仕事に就いたいろんな人に出会えるだろう。その中で自分が本当にやりたい仕事も見つかるかもしれない。人生は出会いだ。

最後に、かおりとるかが出会うのは少し早過ぎたかなあと思ってしまう。これからかおりの仕事が軌道に乗った時、るかが過ごしているようなモラトリアム期間も大事だよ、今を楽しめ〜って初めて応援できるんじゃないかな。

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