なぜその人は気配りができるのか。
こんにちは。
先日、「気配り」についての面白い対談を見ましたので、
シェアしたいと思います。
他人との関わりの中で、
下記のようなお悩みを持っている人は少なくないのでしょうか。
・「何かの集まりで仲良くなりたい人がいるんだけど、どう話しかければいいかわからない」
・「相手のことを褒めているつもりなのに、何故か難しい顔をされた」
そのお悩みに対して、
波動の専門家・桑名正典さんと気配りの専門家・西村僚子さんは、
気配り力を高めるヒントを教えてくれました。
結論から言いますと、コツは3つあります。
(1) 相手を観察する
(2) オープンハートで迫る(接近する)
(3) 先に出す
1. 相手を観察する
こんな経験があるのではないでしょうか。
同じ褒め言葉なのに、Aさんを喜ばせたのに対して、
Bさんには全く響きません。
そこで、想いがピンポイントで相手に伝わるように、
先に観察する必要があるのです。
また、褒めのコツとして、
相手の見た目を褒めるのを避けるようにして、
なるべく服装や持ち物などを褒めた方がいいそうです。
なぜ見た目を避けた方がいいかというと、
こちらは「痩せている」をポジティブだと捉えていて褒めているのに、
向こうにとってずっと長年抱えているコンプレックスだという可能性もあるからです。
その一方、服装や持ち物の方を褒めると、
相手のチョイスやセンスを褒めていることに繋がりますので、
ほとんどの場合は喜ばれます。
ここで、注意しないといけないのは、
好きな人から観察するだけでいいということ。
真面目な人ほど、好意を持っていない人まで観察する傾向があります。
しかし、好意でもない人を褒めてしまうと、その人たちが周りに集まってきてしまいます。
褒めてあげないと、こちらから何の称賛ももらえないため、
去っていきます。
と同時に、好きな人だけ観察して、好きな人だけ褒めてあげると、
自然と好きな人たちに囲まれるようになります。
良いことづくめ。
2. オープンハートで迫る(接近する)
西村さん曰く、挨拶(あいさつ)とは
「心を開いて相手に迫る(接近する)」ことです。
私もそうですが、人見知りの人にとって、
自分から行動を取って会話を始めるのはなかなか難しいことです。
しかし、どちらかから始めないと、
発展していかない関係性があるというのも事実です。
ここで、先ほど説明した「相手を観察した後の結果」の出番です。
気軽に相手の持ち物や服装を褒め出すと、そこから話が弾むようになることがあります。
また、お喋りの間に観察が続きます。
観察を続けていると、
目の前の人はグイグイと行っても大丈夫なタイプなのか、
あまりグイグイと行かない方がいいタイプなのかも分かりますので、
お互いに程よい距離感が保てます。
3. 先に出す
人は成し遂げたいことがある時、応援されたいと思うのは自然なこと。
しかし、うっかりくれくれ星人になることがあります。
くれくれ星人になってしまうと、
奪う意識を持っているため、人に敬遠されます。
パラドックス的に、常に応援されている人たちは、
実は応援される前にいつも先に他人を応援しています。
応援と聞くと、何か力やお金のような実質の応援しないいけないと
思われがちですが、そうではなく、
「全力で応援していますよ」のような愛のある言葉を出すだけで、
「出すこと」にあたります。
愛を受けたら愛を返したくなるというのは、
人間の心理の中でかなり自然な現象(好意の返報性)。
先に出すことで愛の循環の動きを促すことに繋がります。
最後の一言
最初は対談動画のシェアをするつもりだけでしたが、
書く終盤に近づくにつれて、このテーマは場合によって、
読んでいて苦しいと感じる人もいるではないかと、
ふと思いました。
というのも、昔はゼロひゃく思考でしたため、
「気配り」といったテーマに触れると、
「できない自分はだめだ」とすぐ無意識的に自己責めしてしまっていました。
しかしここ数年、スピリチュアルなどの情報に触れていて分かったのは、
「気配りのできない自分」と
「気配りのできる自分」
どちらの状態の自分も「価値のある自分」ということ。
余裕がないとき、自分のことだけでもう精一杯で、
気配りまでできないのはごく自然のことで、
自分のことに専念する自分はそのままで価値があります。
しかし、もし少しでも余裕が出てきたら、
自分の中に「気配り」要素を取り入れて、
自分を喜ばせ、ついでに他人も喜ばせることができるなら、
きっともっと楽しそうな人生になるだろうなと思います。
気配りについて、気になる方がいれば、
動画や西村さんのご著書をご参考ください。
個人として、動画の終盤に出ている
・「気配りを気づかせない気配り」
という究極の気配りがかなり気になります。
最後までありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?