【枕木の歌】"ずっと"一緒にいて【イルミネーションスターズ】
これイルミネーションスターズ結成じゃん…
まっすぐ、遠回り、回り道の例えがイルミネ結成の瞬間の話だなぁってなりました。
こんにちは。このnoteは、イルミネーションスターズ(イルミネ)の新しい楽曲「枕木の歌」の感想になります。同時に公開されたシャニソンの新イベントストーリー「うつりゆく車窓 共にゆく道程」を含む過去のイルミネのお話を振り返るような形で書いています。私の大好きなイルミネのことが少しでも伝わったらいいな。
enza版およびシャニソンにおけるイルミネ関連のコミュの多少のネタバレも含みますが、出来る限りリファレンスをつけるので、気になったらぜひ読んでみてね。
枕木の歌
最初にタイトルに触れます。
「枕木」とは線路のレール下に敷かれる材料です。おそらく誰もが見たことがあるであろう、レールに対して等間隔かつ直角に敷かれている細長い板状のものです。この楽曲および今回のストーリーのテーマが「ずっと一緒にいたい」(いつか別れがくる)になっています。別れというのは、その人とのこれまでの思い出つまり「道程」があったからこそ悲しく感じられるものと同時に振り返って温かい気持ちになります。そして別れがあるから新しい道も進んでいける。この曲ではその「道程」を枕木に例えていそうです。
出会いと別れにまつわるエピソードを聞かれた時の真乃と灯織は、まだないということでした。灯織なんか卒業式で泣いたことある?という質問に「泣いたことはない”はず”」と言っていて、卒業式の思い出はなさそう。卒業式なんて切り替わりの一つとしか捉えてなかったかもしれない。
イルミネになるまで友達がいなかった灯織としては、別れを懐かしむことへ共感できず…という話もしています。
引っ込み思案で話したくても、思うように話せなかった真乃。真面目さとちょっと不器用なところが邪魔して、本当の考えや気持ちがいつも伝わらず、他人を諦めていた灯織。イルミネ結成まで友達の少なかった/いなかった真乃と灯織は、状況だけなら似ているんですが、全然違うんです。イルミネ結成前のお話はenza版のSTEPコミュ(真乃、灯織)を読むことを推奨します。めぐるのSTEPコミュ実装もお願いします。
次に、歌詞とイルミネのことにについて、いくつか触れます。
まっすぐ、遠回り回り道
まず、冒頭に挙げた歌詞。イルミネ結成の話だなって(enza版イベントコミュ「Light up the illumination」)。
灯織は自分を曲げないまっすぐな娘なんですが、アイドルに対する強い想いゆえに、レッスンの時につい強い口調を使ってしまいがちでした。そんな灯織に手を差し伸べたのが真乃とめぐるです。この結成秘話、うまくコミュニケーションがとれない真乃と灯織をめぐるがうまく繋いであげるという構図に見えますが、ちょっとだけ違います。大切なのは、真乃は最初から灯織のアイドルに対する強い想いをしっかり受け止めており、そうした強い口調を嫌がったり怯えたりは一度もしてないということです。そうした真乃、灯織のどちらのこともしっかり見ていて、真乃の自主練に付き合うなどフォローにまわった大天使めぐるなのは間違いないです。
灯織の強い想いが真乃やめぐるに伝わった、だから二人の優しさや強さに気づいて心を開いた灯織と、そんな灯織に寄り添った真乃とめぐるによって一本の道で一つの到着地を目指すイルミネーションスターズになったというわけです。
ずっと会いたい気持ち
枕木の歌のこの歌詞ですが、Happy Funny Lucky(HFL)の歌詞に通ずるものを感じました。
このHFLの歌詞を一言にするなら、「地球のどこかで同じ時代に一緒にいられるだけで幸せ」です。HFLは、そのくらい大切に思える人と出会えたことに対する幸せな気持ち。枕木の歌は、大切な人とずっと一緒にいたい気持ち。HFLはめっちゃ元気になる曲で、枕木の歌はしんみりとした気持ちに浸る曲なんですが、どちらも大切な人とまた会いたいときに聴きたい曲。
冒頭で、今回の楽曲およびストーリーのテーマが「ずっと一緒にいたい」(いつか別れがくる)と言いましたね。とある少女役を演じる真乃のセリフが表しています。
イルミネの三人は、「ずっと」が絶対的なものではないとわかっています。ただそれを願っています。自分たちのために。自分達の曲を聴いてくれる人のために輝く三つの星。
enza版イベントコミュ「ヒカリと夜の音楽、またがクロノスタシス」を読んで見てください。彼女たちの願い「”ずっと”イルミネーションスターズでいよう」に全てが詰まっています。このセリフ、シャニマス5thライブ「If I_wings.」day2のイルミネ1曲目歌唱前のボイスストーリーに密接に関係しています。5th LIVE day2のイルミネはこれまでの歴史や流れも相まって個人的に一番好きなライブなのですが、ここで語るには、話が脱線しすぎるのと、感情が収まらないのでやめておきます。
ここからは、イルミネのことというよりも、率直にこの曲を聴いて感じたことについて。
懐かしい風が導いてくれる
ここでの寂しさは、大切な人と離れた寂しさのことかと思いますが、違うように聴こえるときがあります。
仕事を終えた一人での帰り道、どちらかというとネガティブな感情になりがちですが、この曲を聴いていると、イルミネのこと、楽しいときのことを思い出して心が安らかになります。またイルミネに会える日を願って。
灯織の落ちサビが好きすぎる件について
この曲の落ちサビは灯織が歌唱するのですが、私は灯織担当なのもありますが、とにかく灯織の歌声がめっちゃ好きなので、めっちゃ好きです(?)。精一杯言語化に努めようとするならば、灯織が力強く歌うところと、感情高まってどこか切なく聴こえる感じが好きなのですが、これを意図したか意図せずか使い分けるようになってきていて好きです。好きしか言ってない。
今回の落ちサビは切なさが強調されていて、真乃やめぐるともし離れてしまったら、ということを想像していそうです。灯織のソロ曲でも寂しいと言っています。
灯織の落ちサビといえばイルミネの楽曲「BRIGHTEST WHITE」も大好きです。こっちは力強い感じの方。
その他
「強い風でめくれるように」の「ように」の灯織の声の感じ好き
曲の最後、歌詞の中の印象的なフレーズを改めて紡いで終わるのが、曲の良いところ詰まってて印象的でした
ストーリーのワンシーン、真乃が来るのファミレスで待ってるシーンなのに灯織とめぐるが2人で同じ側の席に座ってるの可愛いすぎる。
ストーリーは関係ないけど、同日実装されたサポートカードのイラスト、花畑にいる灯織美しすぎて好きになってしまう件。イルミネで真乃と灯織が二人で話していると後から絶対めぐるが現れるのが定番なんですが、ここでも見られます。めぐるのセリフ面白いのでぜひ読んでね。
ストーリーに関係ないけど、イベント開催期間中にあった、『4lternative 1dentity』の衣装交換イベントのスクショ。かっこいいイルミネイメージ。
かっこいイルミネについては、enza版サポートカードの【アップ・トゥ・ユー】八宮 めぐると【お手をどうぞ】櫻木 真乃のコミュがおすすめです。
終わりに
イルミネのことをずっと見届けていきたいし三人にずっと一緒にいてほしいって私も願っています。
余談
最近撮ったお気に入りのシャニマスフォト